2014年厄年一覧 厄年の人は2月3日までに厄払いを!

2014年厄年一覧 厄年の人は2月3日までに厄払いを!

厄払い

 人生の中には災難に遭いやすい、苦労の多い年回りがあります。それが「厄年」です。そして、この「厄年」を回避する方法が「厄祓い」。新しい年を迎えたこの時期こそ、厄年に該当する人は、ぜひ厄祓いに行きましょう。

厄年とは

 平安時代から語り継がれている、災厄が降り掛かるといわれている年のことです。男女によって違いがあって、数え年で決められます。数え年とは、生まれたときを1歳として、年をまたぐと年齢を重ねるもので、実際の年齢とは多少のずれがあります。だから、自分が厄年かどうかは年齢よりも、何年生まれかが重要になります。

2014年の厄年
<女性>
前厄:1997年生まれの18歳、1983年生まれの33歳、1979年生まれの36歳
本厄:1996年生まれの19歳、1982年生まれの33歳、1978年生まれの37歳
後厄:1995年生まれの20歳、1981年生まれの34歳、1977年生まれの38歳

<男性>
前厄:1991年生まれの24歳、1974年生まれの41歳、1955年生まれの60歳
本厄:1990年生まれの25歳、1973年生まれの42歳、1954年生まれの61歳
後厄:1989年生まれの26歳、1972年生まれの43歳、1953年生まれの62歳

 厄年の中で、そのものズバリ当たる年が「本厄」。その前年を「前厄」、その翌年を「後厄」といって、この3年が凶事や災難に遭う率が多く、十分注意して過ごした方がいいとされています。さらに、男性ならば42歳、女性ならば33歳の「本厄」は「大厄」とも呼ばれていて、厄年の中でも最も警戒が必要なものといわれています。

厄祓いのチャンスは今!

 厄年の災厄を回避するために「厄祓い」という方法があります。厄払いは、厄年になった年の1月1日から節分(2月3日)までにするのが一般的です。そう、厄祓いのチャンスはまさに今! この時期以外では厄祓いできないということもないのですが、せっかくならば最も適した時期にしたいものです。さらに、「本厄」だけでなく「前厄」「後厄」にもお祓いは必要なので、本厄以外の人も、ぜひこの機会にしておきましょう。

厄祓いをするには

 神社や仏閣では、厄祓いをいつも受け付けています。基本的に予約は必要ありませんが、今は厄祓いの人が多いと思うので、事前に電話やネットなどで確認して行った方がスムーズです。厄祓いをしている寺社仏閣の中には料金が明示している事もありますが、それがなければ失礼に当たらない金額をお支払いしましょう。具体的には5,000円くらいを用意してください。

 そして、実際に神社や仏閣に赴いたら、氏名や年齢、住所、生年月日を記載して、初穂料やお布施と一緒に、係の人に渡しましょう。あとは案内に従って、厄祓いを受けてください。寺社仏閣によって多少の違いがありますが、30分程度の厄よけ祈願の祈祷を受けることになります。おごそかな気持ちで、厄をお祓いしていただきましょう。

厄祓いのマナー

 厄祓いは、通常数人で受けることが一般的です。そのため、携帯電話の電源を切っておくなど、うるさくしないように最低限のマナーを守りましょう。服装も、スーツなどの正装を着用した方が良いでしょう。寺社仏閣の中には、カジュアルな服装ではNGな場合もありますから、確認してください。また、料金を支払うときは、紅白の水引きのかかったのし袋を使いましょう。紙幣も新札を入れることがマナーです。神社でしたら「初穂料」か「玉串料」。お寺ならば「お布施」と表記してください。

 平穏な一年を祈願するためにも、厄年に該当する人は、できるだけ今のうちに厄祓いをするようにしてください。
(タナカアツシ)

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