指原莉乃、HKT48の次は裏方へ!?　栗原類の占いと秋元康の思惑の奇妙な符号

　1月5日に放送された『笑っていいとも！増刊号』（フジテレビ系）で、モデルでタレントの栗原類がHKT48の指原莉乃を占い、衝撃の結果が明らかになった。

　栗原といえば、過去、同コーナーでAKB48の峰岸みなみ熱愛スキャンダルを結果的に的中させ、タロット占い師としても注目を集めた。その栗原が指原に対してはなった最初の一言は「ヤバい一年になりそうです」、そして「何月にHKT48辞めますか？」だった。

　栗原が引いたカードは以下の通り。

◆1月　死神のカード・正位置
事態が望まない方向に進行していってしまう。1つのサイクルの終わり。
キーワード：破壊、終わりと新たな始まり、突然の解放など

◆2月　隠者のカード・逆位置
迷いや逃避をあらわす。光が見えなくなり、自分が進むべき場所が分からなくなる。
キーワード：劣等感、偽りの真実、愚痴、現実逃避など

◆3月　星のカード・逆位置
未来への希望が見えなくなり、チャンスをつかめなくなる。センチメンタルな気分になる。
キーワード：思考や行動が悲観的、失望、不満

◆4月　女帝のカード・正位置
女性的魅力が開花して、モテキ到来。情熱に身を任せ感覚的にものごとを楽しむ
キーワード：恋愛、結婚、実り、繁栄

◆5月　審判のカード・逆位置
目標としていたことが挫折して、失敗することを暗示。精神的なショックを受ける。
キーワード：過去の失恋や失敗を忘れられない、悪い知らせ、終止符、放棄

◆6月　戦車のカード・逆位置
状況悪化。困難や敗北を意味する。自身の信念やポリシーがくじかれる。
キーワード：暴走、スキャンダル、トラブル、悪戦苦闘

　栗原の占いでは、1～3月に指原自身が不安定になり、6月に辞めるという流れになるようだ。さらに注目なのが、4月の「女帝・正位置」。栗原が、今のままなら「恋愛ごとが4月に起きます」「モテキです」と伝えると、指原は「うれしい！　モテキ!!」と大はしゃぎ。しかし、5月に何か重要な決断に失敗し、総選挙のある6月には「敗北」するという鑑定結果に、だんだんとテンションも下がっていった。

　気になるのは、4月に起きると予言された恋愛ごと。もちろんAKBグループは恋愛がタブー。過去、恋愛スキャンダルでHKT48に異動になった指原が再度同じことをしたら、クビは確実だろう。

　また、5月に出た「審判・逆位置」は、執着や挫折という意味もある。もしかしたら、4月の恋がうまくいかず、失恋を引きずり、6月に大きな敗北＝スキャンダルなどを起こす可能性は十分に考えられる。

これらの運勢への対処法として、栗原は「2014年は自分で決断しないほうが、いい流れになります」とアドバイス。指原もこれを聞いて「ヤスシ・アキモトにすべてをゆだねるしかない！」と答えた。実はこの言葉に、秋元康の思惑との奇妙な符合がある。

　秋元はかねてから指原をお気に入りとしていて、自分の後継者にしようとしているとウワサがある。過去には「放送作家にならないかって真顔ですすめてるんですけど。ブログが本当面白いので、何年かしたらAKB48の裏方に」と、本気とも冗談ともつかない発言も。さらに、2013年に指原はHKT48劇場支配人を兼任する裏方のキャリアを積み始めている。栗原類のタロット占いと、秋元康の思惑を考えると、ひょっとして指原は今年本格的に、秋元康の後継者になるためにAKBグループから身を引き、裏方への転身をする可能性が十分に考えられる。

　すでに卒業したAKBメンバーを見ると、成功しているとは言い難い状況だ。それだったらいっそのこと、熱愛スキャンダルすらもネタにして、秋元氏の後継者として裏方仕事をしたほうが、指原にとっては安泰でおいしいのかもしれない。
（タナカアツシ）