12星座の性格の特徴を、一言であらわすとどうなるのでしょうか。今回は、ハンドルネームの二つ名になりそうなキャッチーなコピーで、各星座を紹介していきましょう!
牡羊座@ツンデレ切りこみ隊長
短気でケンカっ早い牡羊座。誰よりも早く現場にかけつけ、トラブルにも自ら飛びこんでいきます。会社やグループで、武闘派の切りこみ隊長的役割を受け持っている場合も多いでしょう。そして硬派なので、甘えるのは苦手。痛くてもつらくても「なんでもねえよ!」と強がります。デレっとした顔はごく親しい人にしか見せません。
牡牛座@エレガントな重戦車
忍耐強く堅実な牡牛座。どんなことでもコツコツと地道に続けて、超重量級の大きな仕事を成しとげます。細部まで手を抜かない職人肌のため、仕事ぶりはエレガントで丁寧です。牡牛座を指名する固定ファンも多いはず。ただし、重戦車のごとく、方向転換は苦手。一途に真っ直ぐに、ただひたすら前に向かって進み続けるのです。
双子座@口八丁手八丁のマルチタスク人間
頭の回転が速く器用な双子座。テレビを見ながら、音楽を聴きつつ、仕事の資料作りをして、もう一方の手でスマホゲーム。双子座にとっては、何かひとつのことに集中するほうが難しいのです。そして、とてもおしゃべり好き。とにかくじっと黙って大人しくするのが苦痛なのです。小さな頃から「落ち着きがない」と言われてきたことでしょう。
蟹座@頼れる寮母さん
面倒身がよく、母性本能豊かな蟹座。イメージはズバリ、寮母さん。あったかくて優しくて、いまひとつ垢抜けてなくて。たとえ最先端企業でバリバリ働いていたとしても、蟹座の場合、どこかほっこりとした親しみやすさがあるのです。グループ内では、年下からも年上からも慕われています。仲間にとって、蟹座は、頼りになる心強い存在なのです。
獅子座@ザ・俺ルール
誇り高い獅子座。獅子座にとって一番大事なのは「自分」です。会社などでは、一応、相手の言うことを聞くふりはしますが、本心ではいつも自分が正しいと思っています。そして家族や遠慮のいらない仲間の前では、どこまでも態度がでかくなります。自分がしたいことをしたいようにする……それが獅子座の基本、俺ルールなのです。
乙女座@並べ魔
神経質で潔癖な乙女座。きちんと並んでいないと落ち着きません。たとえば本棚。ABC順か、本の高さ順か、あるいは著者やジャンル順か、なににせよ、とにかく順番に並べたくなるのです。書類の番号がバラバラなのに気づいてしまったら、揃えずにはいられません。もちろん、行列にだって、きちんと並びます。横入りは許しません。
天秤座@外面がいいにもほどがある
人当たりのいい天秤座。実はけっこう、ぐーたらな性格です。けれど、誰より人の目を気にする天秤座は、見られているところでは完璧に振舞おうとします。感じのいい笑顔。気持ちのいい対応。なごやかな会話。服装も、髪型もバッチリです。その分、自宅では、脱力しまくって、ゆるゆるダラダラ。外面と内面のギャップが激しいのです。
蠍座@静かなる刺客
寡黙な蠍座は、目立つことを好みません。いつもは、どこにいるのかわからないくらい、目立たない存在でしょう。わざとそうしているのです。そのかわり、じっと周囲を観察しています。誰が敵で誰が味方なのか、鋭い洞察力で裏の裏まで見抜きます。そして、得たヤバイネタを、いざというときの切り札に使うのです。蠍座を怒らせてはいけません。
射手座@いつか本気出す
楽天的で前向きな射手座。細かいことにはこだわらない性格です。失敗することもありますが、周りのサポートにも恵まれて、何とかなってきました。本気を出したらすごいはずなのですが、その本気を誰も見たことがありません。大変めずらしい射手座の本気を見ることができた人は、願いがかなう、と言われているとかいないとか。
山羊座@昭和レトロな苦労人
真面目で努力家の山羊座。昔から苦労して、歯をくいしばって頑張ってきたため、若いのに、眉間にしわがきざまれているかもしれません。たとえ楽な道があっても、あえて将来を考えて、困難な道を選ぶことも。古きよき時代に憧れていて、たとえ平成生まれでも「なんとなく昭和っぽい」と言われて、まんざらでもなかったりします。
水瓶座@変人と言われて喜ぶ変人
12星座イチのあまのじゃくの水瓶座。オリジナリティを追求することに命をかけています。人と同じが一番嫌なのです。嫌いな言葉は「平凡」です。「変わっている」というのは水瓶座にとって褒め言葉です。「変人」と言われれば、「そうかなあ」とうれしそうです。ただし「変態」と言われたら、ちょっとムッとします。でも否定はしません。
魚座@タンポポ劇場のヒロイン
想像力豊かな魚座。何気ない日常が、魚座にとっては、メルヘンチックなドラマになるのです。道ばたのタンポポに話しかけてみたり、歩きながらステップを踏んでみたり。悲しいことがあれば、悲劇のヒロインになります。幸せなときも、不幸なときも、魚座は、誰に見せるためでもなく、自分にしか見えないタンポポ劇場のヒロインを演じているのです。
古代バビロニアで生まれた12の星座は、人間が持つ12の特質をあらわしたものです。ですから本来、どの星座も、それぞれにユニークで、愛すべき特質の持ち主なのです。
(高橋桐矢)