ショートケーキの食べ方でわかる、五月病になりやすい人・なりにくい人
ゴールデンウィークも終わり、通常の毎日が始まりました。この春から就職、転職、進学などで環境が変わった人は、慣れない中で精神的疲労がたまりしんどくなってくる時期です。そんなときは美味しいスイーツでも食べて、気分転換したいですね。定番のイチゴのショートケーキでもいかがですか? ところで、イチゴのショートケーキを食べるとき、イチゴをいつ食べますか? 本体の甘さをひきたてるアクセントのイチゴを、どのタイミングで食べるかで、性格傾向と五月病になりやすさがわかるのです。
ケーキのアクセントを最初に食べてしまうタイプの人は、人生を積極的に楽しみたいと思う人。好奇心旺盛ですが飽きっぽく、根気が続かないのが玉にキズ。しかし、そんなあなたは身体をこわしてまで嫌な仕事を引き受けたりはしません。ルーティンワークでもその時々で楽しいことを見つけて、上手に気分転換していきます。連休明けの出社は気が重くても、五月病にはならないタイプ。五月病になるくらいなら、サクッと会社を辞めてしまうでしょう。
ケーキと一緒に食べてこそおいしいイチゴを最後まで残しておく人は、本能や気持ちからではなく、義理や建前で行動するタイプ。自分自身の精神的な黄色シグナルにも気付きにくいでしょう。限界を超えているのに、まだまだ大丈夫! と、いつも通りに頑張ろうとします。そのうちに、気持ちに身体がついていかなくなり、朝起きてもごはんが食べられなくなり、やがて朝起きられない五月病状態に……。そうなるまえに、自分自身のストレスを自覚し、意識して発散するようにしましょう。
甘い生クリームケーキを半分食べたところで甘酸っぱいイチゴを食べる人は、バランスよく生きられる人。遊びと仕事、内面と外面のバランスを上手に保てる人は、五月病にはなりません。もちろん、連休が終わって仕事に戻るときは憂鬱でしょう。でも、仕事が始まれば気持ち自然に切り替わって、通常モードで働き始めます。しっかり仕事にも打ち込むからこそ、お休みもめいっぱい楽しめるのです。憂鬱気分を吹き飛ばすには、次の夏休みの計画を考えるのが一番!
「ケーキを半分食べてから」というタイプと同じように思えますが、2/3という細かな数字がポイント。このタイミングで食べる人は、自分なりのこだわりが強く、頑固で、臨機応変な対応が苦手です。根は真面目で頑張りやなので、いいかげんな人が許せず、ストレスがたまりやすいのです。特に連休明けは、普段より落ち込みやすくなっています。このタイプの人の場合、定期的に1人の時間を作ることが五月病予防になります。散歩や、ひとりカラオケで上手にストレス解消しましょう。
五月病になりにくい人にとっても、連休明けは気分が重くなりがち。まして五月病になりやすい人は、無理せず自分の身体と心の状態に注意しながら、少しずつ慣れていくようにしましょう。本来5月は、バラやアヤメが満開となり、新緑もまぶしい、気候もさわやかないい季節です。気持ちを切替えて、この時期を楽しむことができますように!
(高橋桐矢)