失恋したことは口にしない! 自分を変身させるための行動心理テクニック4選

失恋したことは口にしない! 自分を変身させるための行動心理テクニック4選

kodo71

 人間だれでも変身願望があるもの。もし違う自分だったら、あの恋もうまくいったかもしれない……といったことは、一度くらいは考えますよね。そこで今回は、自分を変身させるための簡単な行動心理テクニックをご紹介いたします。

テクニック1 持ち物のランクをアップすれば、自信が生まれる

 私たちは身につけている持ち物すべてを「自分」と考える傾向があります。これを心理学的には「拡張自我」と呼びます。みすぼらしい服を着て高級ホテルなどに行くと気後れしてしまうのはこのため。人からどう見られるかよりも、自分で自分を「劣っている」と思い込んでしまうのです。そこで、まず形・格好から入ってみてください。身につけるものや持ち物をワンランク上にしてしまえば、自信あふれる自分に変身できるはずです。

テクニック2 博愛主義に徹すれば、誰からも好かれる人になれる

 他人から好かれたいという気持ちは、多くの人に備わっている願望です。嫌われているよりは好かれていたほうが、いいに決まっています。誰からも好かれるためには、まずは自分が相手を好きになるところから始めてみてください。ジュディス・ホール博士が行った調査によると、人は「自分に好意を感じている人に、同様に好意を感じる」ことが明らかになっています。そのため、博愛主義者になることで、誰からも好かれる相手に変身できるのです。

テクニック3 失恋を口にしなければ、失恋知らずになれる

 「失敗は成功のもと」とよく言われますが、実際は一度失敗すると、そこからの挽回はかなり難しいもの。恋愛も目標を定めて絶えず軌道修正しないと、勝ち組にはなれません。そこで、「個人的な失恋を口にしない」というテクニックを活用してみましょう。失恋を愚痴ったり口に出すと、「ハウリング効果」によって、もしかしたらまた失恋するかも……という意識が増幅されてしまうのです。そのため、失恋なんてなかった! というくらいの割り切りをすることで、失恋知らずに変身できるはずです。

テクニック4 “3秒間の力強い握手”で、相手をリードできる

 たびたび訪れるあいさつのシーン。実はその時に、自分の印象を一気にのし上げる方法があります。それは、自分から握手を求めて手を差し出し、相手が手を出したら3秒間強く握るだけ。精神学者アストロムによると、強く握ることで、相手に「この人とは仲よくなれそう」という好意的な印象を与えられると述べています。つまり、握手の際に、手を力強く握ることで、積極的な性格に変身できるのです。

 自分が変われば、他人が変わります。他人が変われば、人生が変わります。そうすれば運命も変わっていくと言えます。自分を変身させるというのは、実は運命を変えるためのものなのです。変身願望を満たすためには、何か特別なことをするのではなく、日々の何気ないシーンで考え方を変えたり、自分の身につけているものを変えるだけでいいということなのですね。
(脇田尚揮)

記事が気に入ったらシェア

関連する記事