
12星座【秘密主義】ランキング 蠍座は“もしも”を想定して自分情報は非公開!

秘密主義……自ら多くを語ることなく、仮に人からたずねられたとしても、華麗にスルーするタイプの人を指す言葉です。そりゃ人間、生きていれば秘密にしたいことの一つや二つあるでしょうが、秘密主義者の場合は、秘密にする必要のないことまで、あえてベールに包みます。12星座界の秘密主義者たちを、ランキングにてご紹介しましょう。
蠍座は、常に最悪の事態を想定して動く星座です。自分の素性をベラベラしゃべることで、万が一不利な立場に陥ったら……と考えると、とてもじゃないですが多くを語る気にはなれないのです。出身地や家族構成など、大っぴらになったところで何ら問題ないような事柄でも、たずねられると「どうしてそんなこと聞くの?」と質問返しでかわすでしょう。蠍座には独特の凄味があるため、たずねたほうは蠍座の迫力に押され、「なんかすいません」と、あっさり退きます。こうして蠍座の秘密は守られていくのです。
蟹座の秘密主義キャラは確信犯です。開けっ広げキャラよりも、要所ごとに秘密な部分を作ったほうがモテると確信しています。「元カレとは別れて長いの?」など問われても、「どうだったかなあ、忘れちゃった」と、小悪魔な表情を浮かべ、相手を翻弄することで楽しんでいるのです。蟹座のキラーワードは、「ナ・イ・ショ」! 秘密にすればするほど、相手が自分に関心を持つ心理がよくわかっているのでしょう。
デジタル&ロジカル脳の申し子・水瓶座にとって、インターネット上で本名や顔写真をさらすのは自殺行為のようなもの。「ネット社会における情報漏えいの危険性は……」と、お得意の理屈を並べてまくしたてるでしょう。逆転の発想で、本名や素顔を伏せ、もう一人の自分として、匿名でネットを楽しむのは大好き! 素性を秘密にしているからこそ、クチコミ投稿では本音を晒せるのだと考えています。
第4位は射手座。単独行動をこよなく愛するので、あれこれしゃべることで、余計な干渉をされたくないのでしょう。第5位の乙女座は、他者との距離感をきっちり線引きしたい性格なので、必要最低限のことしかオープンにしません。
第6位の牡牛座は、自分の話なんぞ他者にとっては大して面白くないであろうと、とっても謙虚な理由から、気づいたらいつの間にか秘密主義になっているタイプ。第7位は山羊座。相手がしゃべれば自分もしゃべりますが、自ら先に心を開くことはしません。
第8位は魚座。流されやすい性格なので、最初は秘密にしていても、「いいじゃん! 教えてよー」と求められると、しゃべってしまいます。第9位の天秤座は12星座界きっての社交家ですから、集団の輪でうまくやっていくためには、ある程度の自己開示は必要不可欠と考えているのでしょう。
第10位は牡羊座。超が付くほど単純なので、「♪ありのままの姿見せるのよ~♪」とばかりに、ありのままを一から十までおっぴろげます。第11位の獅子座は、目立ちたがり屋なので、話を盛ってでも注目を浴びようとするでしょう。
そして第12位は双子座。口から生まれてきたような星座です。物ごとを深く考えることをしないため、双子座にとってはほとんどの項目が、「秘密にするほどの重要事項」ではないのでしょう。体重も貯金の額も、躊躇することなく、あっさりカミングアウトするため、周囲が「本当の数字なのかな?」と首を傾げるほどです。
秘密主義の人には、それぞれ何らかの理由があります。詮索し過ぎず、あえて聞かない気遣いこそ、現代人に求められているコミュニケーションスキルといえるでしょう。
(菊池美佳子)