【7月の惑星予報】2021年下半期がスタート 自分の個性や好きを尊重しよう
――太陽が昼と夜を決め、月が潮の満ち引きを決めるように、普段意識していない天体・惑星も私たちに影響を与えています。惑星予報で1カ月の星の動きを知り、惑星パワーを上手に使っていきましょう!
7月の惑星予報
『さまざまな愛情の交流が高まる』ときどき『個性的なクリエイティビティを発揮』
(1)7/4……火星、土星、天王星がハードな角度 揉めごとに注意!
(2)7/12……金星と火星が重なる 愛や情熱が高まる日
(3)7/28……木星が水瓶座に戻る 2021年の仕切り直しを
7月の主な惑星の動き
7月は、獅子座に金星と火星が入った状態で始まります。
金星は愛や喜び、楽しみを司る星。そして火星は行動力や情熱をあらわす星です。そんな2星が滞在する獅子座エリアは、自己表現や遊び、ロマンスなどの意味をもっています。まさに夏らしい、熱い愛の季節を予感させる星回りといえるでしょう。芸術系や表現することを趣味や仕事にしている人にとっては、自分らしい創造性(クリエイティビティ)を発揮することにもエネルギーを与えてくれる好機となります。
一方、全体運への影響力をもつ太陽は蟹座に滞在し、コミュニケーションを司る水星も同じく蟹座にいます。蟹座は、獅子座がもつロマンス的な愛とは異なり、身内と呼べる親しい関係性などを愛し守り抜く星座です。こちらの組み合わせは、親子愛や家族愛などが高まる予感といえるでしょう。
この7月は、さまざまな形の愛が運気の中で脚光を浴びるイメージの星回りです。
ただし、社会的な運気を司る土星や天王星などの星たちは、1カ月にわたってハードな惑星角度を作り続けます。何かを大きく変化させることも、きちんとした土台を作ることも、いずれも不安定になりそうな暗示。強力なリーダーシップが不在となり、どこかあいまいなまま物ごとが進んでいきそうです。
世の中を支配するムードは、まだ個人の意が及ばないところで秘密裏に流れていきそうな気配ですが、今月は、身近な親愛の情を大切にして過ごしたい1カ月。どこかの遠い理想や自分の意志で動かせないことよりも、自分の愛するものに目を向けて過ごしましょう。
7月の注目DAYはこう過ごそう!
(1)7/4……感情の暴走に気をつけて
火星、土星、天王星が、Tスクエアと呼ばれるハードな角度を形成します。この組み合わせは、カッとなりやすく、揉めごとなどが起こりやすい配置といえます。またこの日は、火星のそばには金星が、天王星のそばには月が寄り添うため、大切な人との間でのトラブルや誤解、感情的にエキセントリックになりやすいなど、さまざまな不安要素も見て取れます。せっかく高まっている愛情運や情緒的な思いが暴走することのないよう、無理に我を通さず落ち着いて対応するようにしてください。
(2)7/12……自分のことも他者のことも情熱的に愛して
獅子座エリアで金星と火星がぴったり重なります。この日の前後が、金星と火星が織りなす今月の愛情運のピークとなりそう。愛する人とともに過ごしたり、普段は言えない気持ちを伝えるなど、情熱的に過ごすとよいでしょう。また、絵画や音楽、演劇など、芸術的な表現活動をしている人にとっても、パワーが高まる日。創作物全般も、よいアイデアがわいたり、オリジナリティの高いものが作れるはずです。自分の個性を大切にして、表現や創作に集中してみては。他人にも自分にも、たっぷりの愛を注ぐとよい日です。
(3)7/28……2021年の目標を仕切り直して
6月の夏至から逆行を始めていた木星が水瓶座へ戻ります。木星は通常、年に1つだけ星座を移動する「年運を司る星」ですが、今年はハイスピードで水瓶座を駆け抜けるというイレギュラーな動きをしていました。先々月の5月には早々に魚座へと抜けていましたが、この28日から水瓶座へ戻るのです。木星は拡大と発展の運気を持つ星。そのため、水瓶座が象徴する「ITやテクノロジー」、「未来に関すること」、「平等性」「同じ目的を持つ仲間」などが、ふたたび世の中のムードになったり幸運を呼ぶ鍵になり得ます。2021年の年始の目標や、上半期にやり逃したことなどにも、この日から再度フォーカスしてみることがオススメです。
今月から2021年の下半期がスタートしました。惑星たちの織りなす星回りは、権威や権力が支配する縦社会よりも、個々人の感情や愛情、個性の発揮を応援する配置です。より自分らしい人生を目指して、楽しく下半期を進んでいきましょう!
(永沢蜜羽)