12月3日に木星が山羊座へ移動 努力が実り結果が出る1年に、夢や理想を具現化していこう!
12月3日に、幸運の星・木星が、射手座から山羊座へと移動します。木星は1年に一度だけ星座を移動し、滞在している星座の特徴を「拡大・発展」させるパワーをもつ星。そのため、木星がどの星座にいるかで1年間のテーマや流行などに影響が出るといわれています。木星が山羊座に移ることで、世の中や私たちにどんな変化が起きるのでしょうか?
木星が山羊座に移動するとどう変わる?
「社会性」「責任感」「結果を出す」「伝統」「秩序」「ステイタス・肩書き」「出世と昇給」「長期計画」「冷静な現実対応能力」「古風・クラシック」……etc.
これまで木星が滞在していた射手座は、旅や哲学を司り、「ここではないどこか」へと夢や理想を広げていく星座でした。そもそも木星は射手座の守護星でもあるため、木星がもつおおらかさや未来志向のオープンさなどを感じやすい1年になっていたはずです。
それが山羊座に移動することで、ぐっと堅実で、安定感のあるものに変わってきます。山羊座は社会性を司る具現化の星座。そのため、木星が拡大発展するものは「秩序」や「責任」となります。いい加減なものは淘汰され、きちんと土台を作り上げることや、積み上げた努力が成就することなどをサポートしてくれる運気へと変化していくでしょう。わかりやすく表現すると「射手座で広げた夢や理想が、山羊座で結果になる」イメージです。
木星のおおらかさや開放感は感じにくくなりますが、その分、社会的な成功やキャリアを積み上げることなどに幸運が訪れる1年に。努力が認められるときととらえて、果たすべき責任や、管理すべきことがらにしっかりと取り組んでいきましょう。
山羊座木星期の過ごし方
・仕事上の目標を定める
・時間の管理をしっかりする
・伝統的なことや歴史的なものに関わる
・1つのことをコツコツ努力する
・年上の人や上司、尊敬できる目上の人と付き合う
・不要なもの、習慣、関係性を切り捨てる
・古都、寺社仏閣、武家屋敷、農地、洞窟、鉱山
・茶道、華道、書道、着物の着付け、歌舞伎、クラシック音楽
・時計、アンティーク、骨董、古文書、ガーネット、パンジー
・黒、ダークグリーン、茶色
実は今期、山羊座のエネルギーが満ちるのは、木星が移動するからだけではありません。数年前からすでに、山羊座の守護星である「土星」と「冥王星」も山羊座に滞在しています。そのため、ここ数年ですでに、土星が司る「責任・制限」や、冥王星が司る「徹底的な変容」が、社会的現象として起こっているといえるでしょう。
山羊座木星期は1年にわたって、この「木星・土星・冥王星」という影響の大きな星たちの会合が、次々と起きる期間です。さらなる社会の変動は避けられない運気です。
ただ、ここ数年に起きた変化や、思うように結果を出せないなどの苦しさは、木星が山羊座に入ることで1つの頂点に達します。山羊座にいる土星&冥王星が与えてきた試練や変容を、幸運の星・木星がやさしく包み込んでくれることをイメージしてみるといいかもしれません。
山羊座木星期の1年間を過ごした2020年末には、土星と木星の大会合といわれるグレートコンジャンクションが待ち受けています。実際にこの2星がぴったり重なるのは山羊座を抜けてすぐの水瓶座0度の位置なのですが、20年に一度のこの大会合は、社会の雰囲気を大きく変える力をもちます。そのため山羊座木星期の過ごし方は、人生においてとても重要なキーポイントになり得る暗示です。しっかり結果を出すことを前提にして、計画通り物ごとを進めることなどを意識していきましょう。
(永沢蜜羽)