【1月の開運カレンダー】1月10日は事始めに吉、小さなことでもスタートしよう!
――新しいことを始めたいとき、悪い出来事を避けたいとき、暦を活用してみてはいかがでしょうか? 2020年1月の吉日・凶日をチェックして、1カ月をよりよく過ごしましょう!
1月の吉日
・大安(たいあん)……6日、12日、18日、24日、29日
大安は、「大いに安し」の略。結婚、旅行、引っ越し、転職など、何ごとをするにも吉とされています。
・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)……10日、13日、22日、25日
「ひとつの粒が万倍に増える」という意味がある一粒万倍日。この日に行動を起こすと大きな成果がもたらされます。仕事始めや開店、お金を出すのに最適。ただ、苦労も倍になるので、ものやお金の借り入れは凶とされています。
・天赦日(てんしゃにち)……22日
「天が万物を赦す日」とされている天赦日。暦の上で最も吉日といわれており、年に5~6日しかありません。告白や結婚、書類の提出、開業、新規開拓など、あらゆることにおいて最良の日とされています。
・寅の日(とらのひ)……12日、24日
トラが「千里行って千里帰る」といわれていることから、旅行運が高まるといわれている日。また、トラの身体や縞模様は金運の象徴でもあることから、お金のご縁が強くなる日ともいわれています。
・巳の日(みのひ)……3日、15日
巳(へび)は、弁財天の使い。巳の日は、芸術や財運の仏様・弁財天のご縁日です。この日に弁財天が祀られている寺社や神社に参拝したり、お金にまつわる行動を起こすと、金運が高まるといわれています。
・甲子(きのえね)……22日
60日に一度巡ってくる貴重な日。物ごとを始めるのにいい日とされています。
・己巳(つちのとみ)……27日
「己巳の日」は、弁財天に強いご縁のある日とされ、巳の日以上に金運パワーが高まります。60日に一度巡ってくる貴重な日です。
・天一天上(てんいちてんじょう)……1日~6日
方位の神様である「天一神(てんいちじん)」が、天上に行く日。この日から16日間はどの方角に行ってもいい日とされています。ただしこの期間中、「日遊神(にちゆうしん)」が代わりに家の中にとどまるため、家の中を清潔にしなければ神様に怒られてしまうといわれています。
1月の凶日
・不成就日(ふじょうじゅび)……8日、16日、24日、27日
悪い結果を招いたり、物ごとが失敗に終わってしまう凶日。事始めに悪く、願かけにも適さない日です。
・土用(どよう)……18日~31日まで
土用とは、土の気が盛んになる期間。体調不良や争いごと、金銭トラブルなどの凶作用が強くなります。ただし、「間日(まび)」といわれる24日、25日、27日は土用の作用がありません。
1月の注目日&要注意日をチェック!
お正月の三が日は、暦の力を使って願いをかないやすくしましょう!
元旦は「卯」の日。いいスタートを切りたい、変化を起こして停滞から抜け出したい人は、この日に参拝しましょう。九星の「四緑」の日でもあるので、恋愛成就の参拝もオススメ。
2日は、「辰」の日で、商売繁盛や仕事運向上の参拝に向いています。
3日は「巳の日」で、上弦の月です。この日に、芸術やスキルアップ、お金関係の願かけを行うと、月の効果もあり運気がアップ。福財布を初売りでゲットすると、収入や貯蓄が増えるかもしれません。
三が日以降で注目したい吉日は、「一粒万倍日」で子の日でもある10日。干支の最初の「子」が一粒万倍日の効果をより強くさせます。小さなことでも、この日に何かはじめてみるといいでしょう。「寅の日」と「大安」が重なる12日は、職場で自己アピールを行いましょう。やりたかった仕事がもらえたり、大きな成果が得られそうです。
「甲子」「天赦日」「一粒万倍日」が重なっている22日は、土用と重なります。吉日効果を狙って行動すると、いいことが半減されてしまいます。この日は何もせず、慎ましく過ごしていたほうがいいでしょう。1月後半に大きな行動を起こしたいなら、間日であり、「一粒万倍日」と新月が重なる25日に行いましょう。
凶日で気をつけたいのは、「不成就日」と「先負」が重なる16日。この日は暦で「藪入り」「閻魔の賽日」と呼ばれ、人も地獄の鬼も休む日とされています。新しいことは何もせず、いつもやっていることを休み休みに行うのが吉です。
1月の土用は、18日~31日。冬の土用は運気が低下するだけでなく、免疫力が落ち、身体が重く感じやすくなります。体調管理に気をつけて過ごしましょう。
「天一天上(てんいちてんじょう)」の影響で、7日~12日は北東、13日~17日は東、18日~23日は南東、24日~28日は南、29日~31日は南西が凶方位になります。
新年の運気をもっと高めたいなら、熊手やだるまなど、縁起のいいものを買い揃えたり、神棚に新しいお札を祀って住まいを清めましょう。2020年も、吉日をうまく活かして快適に過ごしましょう。
(咲羅紅)