男女で異なる会話のスタンス 男性は雑談NG、女性は無視されると不満爆発!
恋人関係を長く続けるためには、コミュニケーションが大切です。会話ができない、弾まない、沈黙ばかりでは、お互いに心の負担を与えてしまいます。しかし、男性・女性は考え方も感じ方も違い、完全に理解するのは難しいもの。そこで今回は、性別からあらわれてくる会話のスタンスの違いを紹介します。
男性の会話の内容は、「意思の伝達」や「問題解決の方法」など、必要最低限なものが多いでしょう。おしゃべり好きで気さくな男性もいますが、基本的に口数が少ないのが男性の性質です。また、男性は左脳を使って話をしていると言われているため、女性よりも話の流れが飛びにくく、一貫しています。そのため、会話の内容が広がりにくいです。問題を解決したり、伝達事項を相手に伝え終わると、ピタッと会話がなくなるという特徴があります。
男性に話をしてほしいと思ったら、問題解決をするのが難しい質問などを振ってみるといいでしょう。ほかに有効なのは、人の話よりも“物”の話をすること。男性は物ごとを考えることが好きです。車、パソコンなどの機械、哲学などの難しい学問の話もいいでしょう。男性は一般的に他愛のない雑談が苦手なので、女性側が話しやすいようにエスコートしてあげると話は弾むはず。おしゃべりの経験値や技術なら圧倒的に女性が上なので、女性が主導権をにぎり、リードするぐらいで調度いいのです。
女性は左脳と右脳、両方を使って会話していると言われています。そのため、会話の内容がその時々の気持ちに左右されます。たとえば、楽しい気分だったら、楽しかったときのこと、ブルーな気分だったら、愚痴や悪口、小言など、次々に話題が広がってきます。そして、女性特有の性質として、おしゃべりをすることでストレスが解消でき、心身が軽くなる、というものがあります。何か悩みごとを抱えている女性も、友人、家族、恋人に相談することで、精神的に軽い気持ちになれるのです。
コミュニケーションは女性の生き甲斐とも言えるもの。恋人を選ぶとしたら、できるだけ女性にしゃべらせてくれる、聞き上手な相手だといいでしょう。聞き上手と言っても、ただ黙っているだけではなく、適度に相づちをしたり、質問してあげることができる人であることが大切。女性はコミュニケーションにおいて、自分を無視したり、話を聞いてくれないことに最も不満を感じます。そのため、男性が無関心な態度を取ったり、無口で何も質問してくれないとストレスを感じるのです。
とある既婚者調査によると、うまくいっている夫婦は、1日に30分以上会話をしていることがわかっています。30分というと長く感じないかもしれないけど、実際にやってみると案外苦労するものです。毎日一緒にいる2人であれば、なおさら会話のネタは不足しがちになります。その日にあった面白いこと、共通の趣味など、何でもいいので会話をすることは、お互いの関係を良好にする秘訣なのかもしれませんね。
(脇田尚揮)