【占い婚活奮闘記】占い師さん、私の運命の伴侶はどこ!? 婚活歴10年超、遠のくばかりのマイドリーム
___お嫁さんになりたい! ……そう夢見て34年。23歳で婚活をスタート、出会ったダンナ様候補は100人以上。出会い、相性、結婚について占ってもらった占い師も100人以上。気づけば婚活&占い歴10年以上。それでも手に入らない幸せな結婚。そんな結婚ドリーマー・茶ふみが、最後の婚活に乗り出した! 目指せ、東京オリンピック婚!!
幸せな結婚を夢見て、どれだけの月日が流れたのだろうか。友達の誰よりも早く婚活をスタートさせたのに、いつのまにか最後尾付近の私。幸せな結婚どころか、降りかかってくる思いもよらない不遇な出来事の数々。だけど、どうしても結婚の夢は捨てられない。なんてったって、小さい頃からの一番の夢ですもの。
そんな私は筋金入りの占いマニア。これまでに出会った占い師は数えきれないほど。占い師の言葉に振り回されて人生を狂わされてしまったような気もするけれど……。それでもやめられない! 切っても切れない占いとの因縁。こうなったら、何よりの私の夢である結婚を「占い」にかなえてもらおう! 果たして占いは、私を運命の伴侶に導いてくれるの?
とその前に、私がどうしてこんなに結婚したいのか……といった話から始めましょう!
祖父母と両親、そして姉の6人家族で生まれ育った私。小さい頃、私の母親は男性とも肩を並べバリバリ働いていました。家に帰っても夜遅くまで仕事。お休みの日も難しそうな分厚い本を読んで仕事。そして家族旅行のときだって、1人留守番をして仕事。そんな母親を尊敬しながらも、ちっともおもしろそうじゃなかったし、全然幸せそうに見えなかった。
一方で、母親とは対照的に、結婚して以来ずっと専業主婦をしていた祖母は、いつも楽しそうにお料理をしたり、お庭のお手入れをしたり、お家にお花を飾ったり。そして、私たち家族のことを考えて一生懸命家庭を支えてくれていました。
その姿は私の目にいつもキラキラ輝いて映っていました。これぞ女性のあるべき姿。そして目標とすべき姿に違いない! 「将来は早く結婚して、おばあちゃんみたいな立派な主婦になろう」そう胸に刻み込んだのです。
頭がよくてカッコよくて、優しくて頼りがいがあって……そんなステキな(まさに王子様のような!笑)ダンナ様と、かわいい子どもが2人くらいいて、食卓を囲んだり、お休みの日は家族でお出かけしたり。温かくて幸せな家庭と良妻賢母な私。そんな夢を思い描いていました。
高校時代、九州育ちの私はドラマ『東京ラブストーリー』に影響され、東京に強い憧れを抱き、東京の大学を目指して受験勉強に励みました。そして、本命の大学には落ちてしまったけれど、滑り止めで受験した大学に合格。
浪人しようかどうか悩んだけれども……。お友達のお母様からの「あの大学はモテるわよ」、そして母親からの「いいダンナ様を探して早く結婚するのよ!」という助言から、第2志望だった女子大に進学することに決めました。
晴れて、念願だった東京生活がスタート!
大学の授業は忙しかったけど、お友達と遊んだり旅行したりアルバイトをしたり、そして将来の旦那様を探すべく合コンしたり(笑)、女子大生ライフを満喫しました。
そして、将来をしっかり見据え、花嫁修行を開始。お料理教室やパン教室に通ったり、フラワーアレンジメントを習ってみたり。大学生のファッション雑誌「CanCam」や「JJ」を愛読しながらも、ステキ主婦&ママの教科書である(と勝手に思っている)「VERY」を読んでお勉強。まさに「VERY」は、私が幼い頃から描いていた夢の世界そのもの! 「CanCam」「JJ」で女子力を磨き、「VERY」を読んでステキな奥様を目指す。お嫁さんになるための努力は、欠かしませんでした。
そして、社会人生活がスタート。大学時代のアルバイトがきっかけとなり、接客の仕事に就きました。それなりにやりがいを持って励んでいたけど、幸せな結婚をするという目標は相変わらず。
あるとき、職場の先輩のお母様からお見合いの話をいただき、いざ、初めてのお見合おい! このとき私は23歳。同級生の誰よりも早く婚活をスタートさせたのです。
そんなあの頃……。11年後の34歳の今、まさかまだ独身でいるなんて、これっぽっちも思っていなかった。ああ、一体どうしてこんなことになってしまったのか!!
11年の歳月に及ぶ私の婚活人生、いや人生そのものを語る上で外すことができないこと、それは「占い」。次回は、占いとの出会い、その後の婚活と占いの軌跡を振り返ります!