【4月の惑星予報】やり直し、取り戻しの1カ月 なくしたものをもう一度手にしよう!
――太陽が昼と夜を決め、月が潮の満ち引きを決めるように、普段意識していない天体・惑星も私たちに影響を与えています。惑星予報で1カ月の星の動きを知り、惑星パワーを上手に使っていきましょう!
『停滞やスピードダウン』、ときどき『何かを取り戻せる』
(1)4/3……金星が魚座に逆戻り。ゆるしと癒やしのやり直し
(2)4/6……土星が逆行を開始。信念が試される
(3)4/10……水星が逆行を開始。行き違いやトラブルに注意
4月は、すでに逆行している金星や木星に加えて、土星、水星、冥王星が逆行を開始し、合計5つもの星が逆行することになります。惑星の逆行は、物ごとの停滞ややり直しを暗示します。このところ牡羊座に星が集中して、にぎやかで勢いのある状態でしたが、4月はちょっとした混乱やスピードダウンがあるかもしれません。
特に、動きの早い金星や水星は、まるで忘れ物を取りに帰るかのように1つ前のサインまで逆戻りします。この期間は、いろいろなものを修復したり取り戻したりする時間になりそうです。
一方、ここ半年くらいの間、活動宮(山羊座、牡羊座、天秤座エリア)の惑星たちで形作られていた「Tスクエア」という激しい変化と葛藤の配置が、4月中旬からゆるんできます。エネルギッシュだったここ数カ月とは違ったような、静けさや落ち着きを感じることとなるでしょう。
本来4月は太陽が牡羊座を運行するため、情熱的に自己探求や自立を目指すシーズンですが、今年は上記2つの理由により、少しゆっくりと自分らしさを確立したり、ここ半年くらいのやり直しをする時間になりそうです。スピードが遅くても、自分の気持ちに正直になって進みましょう。
(1)4/3……調和すべき関係に注目してみて
3月から逆行していた金星が魚座へと戻ります。星座を戻ること自体はめずらしくはないのですが、牡羊座が始まりの星座になるため、魚座への逆行は通常の星座移動よりも「戻る」感じが強くなります。魚座に戻った金星は癒やしのやり直しのようなイメージ。春分からの新しい1年を始めるにあたって、許したい人や調和すべき関係があったら、このタイミングで着手していきましょう。
(2)4/6……頑張ってきたことはあきらめないで
射手座エリアで、制限や責任を象徴する土星が逆行を開始します。土星は1つの星座に約2年半滞在し、その間に3回逆行しますが、今回が最後の逆行。射手座土星期の総仕上げです。そのため、この時期は射手座が象徴する「理想や信念の強さ」が試されます。もしつらいことがあっても、今はあきらめないことが正解。土星は試練を乗り越えた人にだけ、ご褒美をくれる星ですよ。
(3)4/10……恋愛やお金のトラブルに注意!
水星が牡牛座で逆行をスタートします。水星逆行はもともと、コミュニケーションの行き違いや、連絡・交通のトラブルに注意、という意味を持っていますが、牡牛座での水星逆行は欲深くなるとも言われているため、金銭や恋愛に関する揉めごとには注意が必要です。特に4月21日からは自己主張の強い牡羊座へと戻るため、ケンカや事故など、冷静さを失うことには気をつけてください。
惑星の逆行は、物ごとがうまく進まなくなるイメージを持つことが多いのですが、その分、復縁や復活、失ったものが戻ってくるなどの暗示もあります。4月は、進まない物ごとほど、大切に見直してみるのもいいかもしれません。焦らずにじっくり進みましょう!
(永沢蜜羽)