歩きスマホは世渡り上手!? 信号待ちの行動でわかる隠れた本性
何かを「待つ」ことは、多かれ少なかれ人にストレスを与えるもの。たとえば、真冬の信号待ち。寒いしイライラするしで、もう最悪……という気分になりますよね。
心理学の世界では、ストレスのある状況下でどのように反応するかで、その人の本性が見抜けるとしています。あなただったら、寒風吹きすさぶ中で、長々と信号待ちをすることになったら、次のどの行動をとるでしょうか? この答えで、あなたの本性が丸わかりになりますよ。さっそく、見ていきましょう。
スマホや髪をいじったりして、気を紛らわそうとする人は、神経質。感じやすく、よく気が回るたちで、場の空気を読んだり、人の気持ちを理解するのが得意なほうでしょう。ただ、自分を守りたい本能が強く、人に親切にすることはあっても、捨て身で尽くすことはまれなよう。また、好奇心は旺盛でも冒険を好まず、先人がつけた道を慎重に歩んでいくことに喜びを見いだすところもありそうです。そんなあなたの本性は、「保守的な世渡り上手」。今後も、スマートに世間と付き合っていきましょう。
斜め上あたりを、見るともなく見ているような人は、クール。人は人、自分は自分という考え方をするタイプで、徒党を組んだり、一丸となることが苦手でしょう。どんなに近しい人でも、踏み込ませない一線がハッキリとあるはずです。そのため、あなたと親密な関係を築きたい相手からは、「ものたりない」「何を考えているかわからない」と思われている可能性も。できれば誰にも気を遣わず、自分の好きなように生きていきたい……というのが、あなたの本音。「孤高の一匹狼」が、あなたの本性です。
つま先や地面など、足下に目をやる人は、穏やか。人と競争したり、争うことが嫌いで、そのような場面になると、自ら身を引くタイプでしょう。ときには、敵に塩を送るようなこともしているのでは? お人好しのあなたは、たとえ自分が踏みつけにされても、「まぁいいか」と流せる人。その平和な対応が人望を集め、気づくとグループいちの人気者なっていることも。そんなあなたの本性は、「心優しきムードメーカー」で決まり。これからも協調精神を発揮して、豊かな未来を目指してください。
周囲の状況に目が向く人は、負けず嫌い。先陣を切るのが好きで、誰よりもスピーディーにテキパキと行動することにプライドを持っているところがありそうです。ただし、典型的な短距離ランナータイプのため、スタートダッシュは素晴らしくても、地道な努力が続かず、物事を中途半端にしがちな傾向も……。とはいえ、すぐに立ち直ってリトライできるのがあなたの長所。本性は、ずばり「負けず嫌いなチャレンジャー」でしょう。今後も「人生は挑戦あるのみ!」という姿勢を貫いてください。
信号待ちに限らず、駅のホームで電車を待っているとき、なかなか現れない知人を待っているときでも応用できます。また、友人や恋人の「待ち」のポーズを観察できる機会があったら、相手の本性を探ってみるのも面白いですよ。
(夏川リエ)