12星座別【2016年を一言で言うと?】蟹座は「自分の居場所を作った年」
2016年がもうすぐ終わろうとしています。流行語大賞は「神ってる」になりましたが、個人的に今年をあらわす一言は、それぞれに違うことでしょう。今年の天体の動きから、12星座それぞれの2016年をあらわす一言とともに、この1年を振り返ってみましょう。
牡羊座は基本的には自分のしたいことをする人です。でも2016年は、自分に何が求められているのか、人のために何ができるのか、周りの人との関係性から、考えさせられる場面があったでしょう。自分のしたいことをするために、立ち位置を模索する年だったのです。今いるところが新しい出発点です。これからは、より自分らしく進んでいくことができます。
牡牛座は我慢強い性格ですが、本当は嫌なものは嫌なのです。好きでないことを我慢して続けていると、次第に何が本当に好きなのかさえ分からなくなってしまいます。2016年は、自分が好きなこと、嫌いなことに、あらためて気づかされる年だったでしょう。好きなら、いくらでも頑張れるのです。せっかくの忍耐強さと底力を、好きなことに使いましょう。
双子座の2016年は、いろいろな意味でネットワークを広げてきた年だったでしょう。友達とのつながりや、仕事関係の縁が、SNSやネットを通して、そしてリアルでも広げることができたでしょう。自分から積極的につないだ関係だけでなく、それぞれに違うジャンルの人同士が、実はつながっていた、などという驚きもあったはず。これからもさらにつながりは広がっていくはずです。
蟹座にとって、いつでも自分の居場所は大事です。2016年は特に、いろいろな場面で意識することが多かったでしょう。家庭での居場所、職場での居場所、そして仲間や友達と自分の居場所。それぞれの場所で、自分らしくいるために、どうすればいいのか、何が必要なのか、試行錯誤してきたのでしょう。見つけた場所が、これからの活動のベースになります。
実は獅子座は意外と保守的です。新しいことに挑戦することは面倒くさい、怖いと思う気持ちがあります。でも2016年は、そうしなければならない状況で、結果的に可能性が広がってきたのではないでしょうか。自分にできることを限定するのは、まだ早いはず。あれもこれも、もっといけるかもしれない、と思えるようになったのが一番の収穫と言えるでしょう。
2016年は、乙女座にとって、さまざまな調整の年だったでしょう。誰かと誰かの、または何かと誰かの、あるいはもっと複雑な関係性の中で……。それらの間に立ち、面倒なやりとりを重ねて、苦労したこともあったはずです。乙女座の調整力は、自分で思っている以上に優秀なのです。人のために動いたことで、結果的に、自分自身の立場も向上しているはずです。
天秤座にとって、2016年は、自分らしさとは何かを探す年だったでしょう。答えは見つかったでしょうか。「これが自分」と言えるものを探して、でも見つからなくて、まだ探している途中でしょうか。天秤座は、付き合う人によって変わっていくタイプです。天秤座の自分らしさは、その時々に、一緒に過ごす相手との関係性の中にあるのです。
蠍座は、1つのことに集中したときに一番パフォーマンスが上がります。2016年は、なにかの分野を追求し、深く掘り下げた1年だったでしょう。なにかしらの手応えがあったはずです。客観的な価値観や人からの評価など、関係ありません。蠍座自身にとって必要な、大事な1年だったことは間違いありません。そしてその結果が出てくるのはこれからです。
射手座はいつも何かを追いかけています。そしてその結果に関わらず、追いかけているときの射手座は、誰よりも輝いています。2016年は、新しい夢や目標を探す年でした。今すぐ取り組みたい目標や、数年後の夢、もっと大きな、夢物語のような夢まで、たくさん見つかったのではないでしょうか。そして今、もうすでに走りはじめているのでしょう。
2016年の山羊座は、いろいろな場面で、人生の重みを実感したでしょう。仕事で責任ある立場をまかされたり、人生の大事な選択をしたり、自分自身の、そして自分の大事な人の人生の重みをずっしりと感じる場面があったことでしょう。その重みは、収穫の重みです。ずっしりと重い収穫を得たからこそ、責任感を実感して、未来へと歩んでいくでしょう。
2016年の水瓶座は、まだ、何も結果が出ていないと感じているかもしれません。でもそれでいいのです。2016年はたくさんの種をまいた年なのです。これから先、花開く仕事の種を、交友関係が広がる種を、自分自身の未来の種を。どの種が芽吹いて大きく育っていくかはまだわかりません。でも十分に頑張りました。未来を楽しみに待ちましょう。
魚座は、何かを選ぶのが苦手です。切り捨てることができないのです。でも2016年は、やむをえず、いろいろな場面で、いろいろな選択をしてきたでしょう。これでよかったのかと今も迷う選択もあるかもしれません。でもそれでいいのです。選んだ道が、魚座の未来に続く道です。顔を上げて、未来を向いて、選択した道を、自信を持って歩いて行きましょう。
今年はどんな年だったでしょうか。誰にとっても、自分なりに精一杯過ごした1年間です。過去は過ぎていきます。気持ちをあらたに、新しい年を迎えましょう。新しい幸せと喜びを得るために。
(高橋桐矢)