牡羊座……突進しないと暴発する
思い立ったら即行動の牡羊座。目標に向かって突っ走っているときが、もっともイキイキしているタイプです。そんな牡羊座は目標を見失った途端に「生ける屍」ならぬ「生ける爆発物」と化すネガティブさが。持て余したエネルギーで周囲に八つ当たりをしまくった挙げ句、ささいなことにキレて、大爆発を起こすのです。
牡牛座……拒絶キャラで和を破壊
おっとりムードの牡牛座。何でも受け入れてくれそうな雰囲気がありますが、実際はこだわりが激しい、拒絶キャラという一面を隠し持っています。とにかく自分の好みに合わないものは一切受け付けようとせず、説得しようとも「好みの問題だから」とあっさり却下。ダメ出しを繰り返し、周囲の和を乱すのです。
双子座……その場しのぎで、とっちらかる
ノリとタイミングで生きている、臨機応変キャラである双子座。調子よく話を合わせる能力は天才的で、誰とでもすぐ仲よしになれるでしょう。一方で、調子のよさが裏目に出ると、「この前と話が違うよね?」といった事態にも。自分でも話の辻褄を合わせられなくなり、信用をなくしてしまうのです。
蟹座……被害妄想で面倒なキャラに
感情優位の蟹座。一度思い込むと、なかなか頭を切り換えられないというネガティブさがあります。とくにタチが悪いのが、「この人は私を嫌っている」といった被害妄想系の思い込み。相手のちょっとした言動にもいちいち過剰反応し、泣いたりすねたりの面倒くさい存在になってしまうのです。
獅子座……自分しか見えず総スカン
大らかで頼りになる獅子座は、生まれついてのリーダータイプ。にもかかわらず、自分大好きキャラのため、人の気持ちを踏みにじってしまうことが。度重なると、「ワガママ」「ナルシスト」の烙印を押され、周囲に誰もいない……なんてことにも。親分風を吹かせようにも吹かせられなくなってしまうのです。
乙女座……アラ探しで恨みを買う
潔癖な乙女座は、有能でありたい気持ちが強すぎて、人に意見されることに耐えられないタイプ。ちょっとでも非難めいたことを言われると、全力で相手のアラを攻撃して、立場を保とうとするネガティブさを発揮しそう。もともと批判精神が発達しているので言葉がいちいち鋭く、恨みを買ってしまうことも。
天秤座……日和見で立場をなくす
調和と平和を愛する天秤座。争いごとを避けるために、あるいは楽して得したいという下心が働いて、つい日和ってしまうところが。ひどい場合は、敵対する派閥のどちらにもいい顔をしてしまい、身動きが取れなくなってしまうことにも。うまく立ち回ったつもりが、自分で自分の首を絞めてしまうのです。
蠍座……支配欲で根掘り葉掘り
ガードが固い蠍座。自分のことは、よほどのことがない限り話そうとせず、秘密主義を貫きます。それなのに、他人のことになると一転。探求心の強さを全開にして、根掘り葉掘りプライベートなことを知りたがります。こうして得た情報で、関係をコントロールしようというネガティブな野望があるのです。
射手座……夢語りが過ぎてウソつきに
射手座のモットーは、夢は大きく志は高く。ありあまる冒険心でこの世界を旅するように生きたいと願っています。しかし、そんな地に足が着いていない状態が悪く働くと、無責任というネガティブさとなって、周囲から疎んじられることにも。夢を語っても、大言壮語のウソつきと認定されてしまうのです。
山羊座……人を信じず独りよがりに
「人は一人では生きられない」という言葉がありますが、同時に「人は結局一人である」という言葉もあります。山羊座は後者のタイプ。最後に頼りになるのは自分、という意識のもと、徹底した自己研鑽に励みます。それは素晴らしいことですが、独りよがりといったネガティブさを生むことになるのです。
水瓶座……博愛なわりに薄情
人道的な理想主義者である水瓶座は、人類皆兄弟を標榜しているタイプ。困っている人や弱者を見過ごせません。その一方で、個人主義者でもあります。助けておいて距離を取る、優しくして突き放すという薄情さを見せることも。結果、こんなことなら放っといてくれたほうがマシと言われてしまうのです。
魚座……「お互いさま」で迷惑をかけまくる
人の痛みを我がことのように感じる魚座。自他の区別があいまいで、相手が望むなら自分が犠牲になることも厭いません。捨て身の崇高さがあるのです。しかし、「迷惑をかけられても平気な人は、自分が迷惑をかけるのも平気」という面も。もともと依存体質であることも手伝って、迷惑をかけ倒すことになるのです。
ネガティブな一面は、人間関係をダメにしたり、仕事にも悪影響を及ぼすなど、とんでもない事態を巻き起こす可能性があります。ネガティブさが顔を出しそうになったときは、意識的にセーブしていきましょう。
(月星七海)