方位の割り出し方
自宅の8方位を割り出す
方位を割り出す際に最初に行うのは、自宅の中心点を出すことです。それを基準として、放射状に8分割し、さらに8の方位を出すようにします。
(1)自宅の見取り図を手に入れましょう。不動産屋などから手に入れられますが、もしない場合は、自分自身で自宅の配置をしっかりと確認し、作成するようにしてください。
(2)その見取り図からベランダやガレージ、庭といった付属部分は削除してください。さらに、1階と2階は別々のものとして考えます。
(3)外周がでこぼこした変形型の家である場合、できるだけ長方形や正方形になるように修正します。まず欠けている辺に注目し、その一辺が3分の1以下の欠けなら、そこに線を補い長方形や正方形を作ります。そして対角線を引いて中心点を出します。もし、一辺が3分の1以上欠けている場合は、張り出している部分を切り取って四角を作ります。
(4)次に、中心点を出します。向かい合う角から対角線を引き、そのぶつかるところが中心点となります。
(5)そうやって中心点が出たら、見取り図の上に方位磁石を置き、正確な真北の方角を探します。
(6)次に、見取り図の中心点から真北に線を引きます。
(7)その線から、左右に22.5度ずつ、合計45度の範囲が北の方位セクションとなります。
(8)そこから、さらに45度ずつに区切って、それぞれのセクションを出していきます。
(9)北の位置から右回りに、北東、東、南東、南、南西、西、北西と、順に割り出していきます。こうして、風水で使われる8つの方位セクションが完成されます。
中国の風水と、日本の風水との違い
中国の伝統風水をもとにした風水では、方位を45度ずつ均等に区切ります。
それに対して、日本の風水と呼ばれている家相占いでは、30度、60度、30度、60度…のように区切って方位を出す方法を用います。