世間には、自分の意見を絶対に変えない人がいます。かと思えば、場の空気にあわせて意見をコロコロ変える人もいますよね。あなたは、どちらのタイプでしょうか? 気になるあの人は? それは、「親指の反り具合」でわかります。さっそく見てみましょう。
<親指の反り具合の見方>
親指に力を入れて後ろに反らしてください。第一関節から先が弓形に反るなら「反るタイプ」、まっすぐのままの人は「反らないタイプ」です。
親指が反る……柔軟性に富んだ要領のいい人
親指が柔らかく後ろに反る人は、ものの考え方が柔軟で、適応力に富んだ人。どんな相手ともうまくやっていける協調性があるため、新しい環境でもすぐに自分の居場所を作ることができるでしょう。「人当たりがいい」と言われることが多いのでは? また、クリエイティブな才能があり、斬新なアイデアを生み出すことも得意でしょう。反面、気が変わりやすく、意見や態度をコロコロ変えたり、融通が利きすぎてルーズだったりするところもあるもよう。何ごとも中途半端に終わらせないよう心がけることで人生が上向きになるでしょう。
親指が反らない……こうと決めたら一直線の意志が強い人
親指が後ろに反らない人は、何があろうとも自分の意志を貫く不屈の精神の持ち主。こうと決めたことにまっすぐ突き進むガッツがあるため、物ごとを達成しやすく、成功する可能性が高い人です。ただ、人の意見を聞かない強情さが時として周囲との軋轢を生じさせることがありそう。悪くすると、「頑固者」「わからず屋」などの陰口をたたかれる恐れがあるので、もう少し融通を利かせられるようにしましょう。なお、人付き合いは全般的に不器用で苦手なほうですが、誠実なので理解してくれる人たちからは信頼を寄せられ愛されるでしょう。
親指の反り具合が左右で違うという人もいるでしょう。たとえば、「右の親指は反るのに左の親指が反らない人」は、本来は頑ななタイプであるけれども、世間にもまれて柔軟さを身につけたと考えることができます。逆に、「左の親指が反っても右の親指が反らない」なら、もともとのお気楽体質が社会に出ることで矯正され、意思の強さが培われたと見ることができるでしょう。
(夏川リエ)