本能を逆手にとって、相手の好意を引き出す行動心理テクニック4選

本能を逆手にとって、相手の好意を引き出す行動心理テクニック4選

kodo70

 人間は本来、理性的な生き物。相手のことを考えて、迷惑にならないように関係性を育もうとします。それが恋愛というならなおさらでしょう。好きな彼に嫌われないように「いい子」であろうとするはず。しかし、実はそれが恋を遠ざけてしまう結果になってしまうこともあるのです。そこで今回は、本能を逆手にとって、相手の好意を引き出す行動心理テクニックをご紹介します。

テクニック1……「やっぱりやめた」で気になる相手から好かれる

 異性の興味を惹くためには、理不尽な行動をとったほうが効果的な場合があります。これは、心理学者レオン・フェスティンガーが提唱する「認知的不協和理論」によるもの。理不尽な状態になると、人は納得できる理由付けを勝手に行う傾向があります。つまり、時には相手にとって意外性のある行動を取ることで、気になる存在になれるのです。たとえば、呼びかけに聞こえないフリをしてみたり、お願いしておいて「やっぱりやめた」など、肩透かしをしてみることも必要なのです。

テクニック2……恋愛対象には、尽くしすぎず・尽くされすぎず

 好きな相手なら、相手の役に立つようなことをしてあげたいもの。しかし、実は尽くしすぎてしまうと、逆効果になってしまうこともあります。尽くし型の女性がダメ男に引っかかるというのに近いかもしれません。ある研究者の実験によると、パートナーに尽くしすぎたグループは、まったく何もしないグループと大差がないという結果が出ています。ちなみに、一番満足度が高かったグループは。同じくらい尽くし、尽くされていたグループ。過ぎたるは及ばざるがごとし、というわけなのですね。

テクニック3……自分だけ見つめさせるには、お金と時間をかけさせること

 恋とギャンブルは、「非なるようで似ている」もの。なぜなら、恋はギャンブルと同じ心理を応用できるからです。ギャンブルに負けてもお金をつぎ込んでしまうのは、「サンクコスト効果」という心理学効果が関係しています。これは、労力とお金を使うほど、あきらめが悪くなるという理論。これを応用し、男性に労力とお金を使わせれば、あなたしか見えなくなるというわけです。たとえば、デートするなら彼に予約をしてもらい、居酒屋よりもダイニングにするなどするといいでしょう。

テクニック4……危険日こそ、女性としてのあなたの魅力が最高潮に!

 女性は、危険日のセックスを避けるものと思われがちですが、実はその反対で、危険日こそ、女性は発情するのだとされています。マンチェスター大学のマーク・ベリス博士によると、女性の身体の浮気は、危険日に該当するケースが非常に多いことが判明したとのことです。その確率たるや、通常日の4倍! 危険日なら男性にアタックするのが苦手な女性でも、本能のままに魅力を発散できるはず。自分のバイオリズムを理解して仕かけるのもアリかもしれません。

 好きな相手に理性的でない行動をするのは、悪い気がしますし、勇気がいります。しかし、「その他大勢」「どうでもいい人」に分類されるよりは、何か「気になる存在」になりたいもの。好きの反対は嫌いではなく、無関心なのですから。きっかけはどうであれ、恋が生まれ、愛し合う2人になれれば素晴らしいことですよね。
(脇田尚揮)

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