【惑星から見る4月の運勢】平和的コミュニケーションが大切な1カ月 共感力とともに春のスタートを
――太陽が昼と夜を決め、月が潮の満ち引きを決めるように、普段意識していない天体・惑星も私たちに影響を与えています。さて、惑星たちは一体どういうパワーを私たちに投げかけてくるのでしょうか? 惑星予報で1カ月の動きを知り、星のパワーを上手に使っていきましょう!
4月の惑星予報
『始まりのエネルギーに満ちる』のち『愛と幻想の癒やしムードに』
(1)5日……火星と土星が重なる 揉めごとやいら立ちに注意
(2)15日……火星が魚座へ 愛のための行動力がアップ
(3)27日……魚座で4つの惑星が重なる 魚座木星期の総仕上げに
4月の主な惑星の動き
4月は牡羊座の新月当日からスタートします。
牡羊座は12星座の連なりの中で始まりの位置にある星座。新月も月相において始まりの意味を持つので、4月はまさにダブルの始まりパワーでスタートするときになります。
ただし、惑星たちの配置から醸し出されるエネルギーは、かなり特殊な状態。牡羊座エリアには太陽と月と水星が、その手前の魚座エリアでは木星と海王星が、さらにその手前の水瓶座エリアでは金星と火星と土星が、それぞれダンゴのように重なった状態となっています。
通常は、ほとんどの惑星がそれぞれどこかの惑星と調和の角度や緊張の角度などで結びつくことが多いのですが、今回は「各かたまり同士」以外は、ほぼ結びつかずエネルギー交流がない状態です。
それだけに、惑星が入っている各星座それぞれの特徴が、関連を持たない感じで際立ってくる可能性があるでしょう。
牡羊座の星たちは、まさに新しい始まりを目指し、魚座の星たちは、愛と癒やしと夢を追い求め、水瓶座の星たちは、平等性や人道主義において困難や争いの様相を示している、という様々な特徴が同時進行するようなイメージです。
中でも、魚座と水瓶座の運気については、3月から続いていきているものでもあるので、個々人で思い当たることがあるのではないでしょうか。
ただ、今月と先月で大きく違うのは、国家や社会の支配力が落ちていること。
締め付けがゆるくなったり、平和的な解決を目指す流れが出てきやすいでしょう。
個人レベルにおいても、愛と平等に根ざしたコミュニケーションを目指していくといいときです。
新環境や新年度がスタートする季節。年始の目標を立てるなどして、ここからの1年を、よりよいときにしていくための1カ月を過ごしましょう!
★注目DAYはこう過ごそう
・4/5……落ち着いた思考や行動を
水瓶座エリアで火星と土星がぴったりと重なります。どこか思うようにいかなかったり、ルールの押し付けあいのような揉めごとが起きやすいときといえます。どちらが正しいかや、誰がリーダーシップを取るかなどの論争は、この日は避けたほうがよいでしょう。特に日中には、牡牛座にいる月もこの2つの星と不穏な角度を結びます。カッとしやすくなるなど、感情的なことには細心の注意が必要。冷静な行動を保つことが幸運の鍵です。
・4/15……愛情と共感を大切にして
火星が魚座へと移動します。魚座は12星座の連なりでは最後に位置する星座。
月初の「牡羊座の始まりパワー」が高まっていた状態とは、様相が変わってくるでしょう。火星は行動力や怒りを司る惑星ですが、魚座に入ると自分自身や大切な誰かをやさしく守る力になるといわれています。芸術やインスピレーションを使う仕事や、占い・癒やしに関わる人にとってはパワーが高まるときです。激しく情熱的な気持ちよりは、繊細な感性を使うことが幸運を呼び込みます。
・4/27……年始からの目標の見直しを
魚座エリアで月と金星と木星と海王星が重なります。火星も少し離れた場所ではありますが、15日から魚座に入っているため、魚座には実に5星もの天体が集中していることになります。中でも重要なのは年運を司る、と言われている木星。昨年末から魚座に入っていますが、実は2021年と2022年はイレギュラーな動きをしていて、5月に入るといったん牡羊座へ移動します。そのため今月末は「魚座木星期」の総仕上げともいえそうなとき。年始からの目標などには、ここでひとつ区切りをつけてみて。
魚座に星が集まるときは、愛や癒やしのエネルギーが高まります。自他共に癒やしたいことや許したいことなどは、今月のうちに取り組み始めるとよさそう。新しい1年を心地よく過ごすために、心の自由度を上げておきましょう!
(永沢蜜羽)