追いかけたくなる女になれる、男性のハンター心を刺激する行動心理術
恋愛では、積極的にデートに誘ったりアタックする「追う側」と、それに応じるかどうかジャッジを下す「受ける側(追われる側)」という関係が生じます。狩猟本能の強い男性が追う側で、女性が追われる側の恋愛はうまくいくといわれますが、そうはうまくいかないもの。女性が追いかけて迫り、男性が逃げる、というケースも。そこで今回は、男性に追いかけさせる行動心理テクニックを紹介しましょう。
男性はプライドが高く、尊敬されたがりの生き物。常い女性よりも上の立場でいたいと思っています。こういった男性の自尊心を満たすのが、一歩引いて男を立てる控えめなタイプの女性。ワガママや愚痴を吐くことなく、精神的に支えてくれる女性がそばにいたら、男性は放っておかないでしょう。自立してしっかりした女性よりも、ちょっと抜けてて天然で癒やし系の女性ほうが守りたいと思わせるので、男性は追いかけたくなる欲求に駆られるのです。
男性は基本的に真面目で従順な女性よりも、小悪魔的で危なっかしい自由奔放な女性に惚れこむ傾向があります。そっけない態度が、かえって男性のハンター心を燃え上がらせるというわけです。好きになるとどうしても、メールの内容が重たくなるもの。しかし、本気で好きな相手にこそ、肩の力を抜いた適当なメールを送るとうまくいきやすいでしょう。メールでは冷たく接しても直接会うと優しい、というのもギャップをうまく使うのも効果的です。
男性は、女性が明らかに自分のことを好きだと判断すると、安心して傲慢になる生き物です。好きだからといって、その男性を特別扱いすると、安心感から相手の気持ちが燃え上がらず、冷めてしまうことも。男性に対してはあからさまな好意を示すよりも、好きかどうかわからせないアプローチのほうが、異性として意識させやすくなるものです。
男性は、いい香りがする女性とすれ違うと、振り向きたくなる衝動に駆られます。人間も動物です。男女ともフェロモンのようなものを発しているので、匂いにつられて追いたくなる心理もある。石けんやボディソープ、シャンプーを変えてみたり、男性好みの香水をつけることも効果的です。また、人間の嗅覚による記憶は強く印象に残るので、匂いをかがせることで、女として意識させるという方法も有効。
追いかける恋がうまくいかない理由には、心理学でいう「最小関心の原理」が関わっています。この意味は、興味や関心が少ないほうが関係性をリードするという法則で、俗に言う「惚れた弱み」のようなものです。つまり、恋愛の行く末を操作しているのは「逃げる側」だということなのです。今回のテクニックを活用して、あなたも追わせる側にシフトしてみてはいかが?
(脇田尚揮)