「タロットカードにも相談者にもウソはつかない」占い師・彌彌告のルール

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 「予約の取れない占い師」として評判の彌彌告(みみこ)さん。代官山にあるオシャレで居心地のいいサロンを訪れ、人気の秘密を探りました。

――「kotodama処 彌彌告」。神秘的な響きと字面、そして深い意味を兼ね備えた、なんともステキなネーミングですね。

彌彌告さん(以下、彌彌告) そう言っていただくとうれしいです。実際、占い師としての私の願いを込めて、この名前をつけました。

――お悩みを抱えたお客さまに言霊をあまねく行き渡らせる。そんな意味でしょうか。

彌彌告 はい。タロットカードの意味は1つではないので、同じカードが出てきたとしても、そのカードがどんなことを言ってきているか汲み取り、それをどう伝えるかは、占者によってさまざまだと思います。私は占い師として、言葉で人を救いたいと言ったらおこがましいですが、「お伝え」の仕方、言霊のチョイスをとくに大切にしています。

――たとえば、同じカードが出ても、相手によって伝え方が変わってくるということでしょうか。

彌彌告 その通りです。同じ意味を伝えるにしても、人それぞれ腑に落ちる言葉って違うと思うんですよ。だからいつも、その方の一番心に届く言葉は何だろうとインスピレーションを働かせながら、占いの結果をお伝えしようと心がけています。

――つまり、お客さん一人一人と真摯に向き合うということですね。

彌彌告 はい。世の中には占いが必要のない人も大勢います。でも、私のところにご縁があって起こしいただくお客様は、どんなに元気そうに見えても、何かを抱えているからいらっしゃるんです。しかも、大切なお金と時間を使って、わざわざ来てくださる。これってすごいことだなと思うのです。

 だから、私はお客様に対しては常に誠実でありたいです。私のところに来た以上は、けっして手ぶらでは帰ってもらいたくない。何かしら、その方にとって意味のあるものを持ち帰ってもらえたらと、心がけています。また、それができなければ、プロの占い師としては失格だと常に自分に言い聞かせています。

――占いをするにあたって、自らに課しているルールみたいなものはありますか。

彌彌告 先ほど「お伝えの仕方」を大切にしていると言いましたが、言葉のチョイスや伝え方がよければ何でもいいというわけではありません。そこには大前提があって、私の占術のメインはタロットですが、「カードにウソをつかない」というのがそれです。

 私は今、カードからのインスピレーションに助けられて占い師として生きていけているわけで、常にカードが私とお客様に何を語りかけようとしているのか、五感を総動員して感じようと努力しています。

 占いは誰もがいい結果が出ることを期待していらっしゃいますので、もし悪い結果が出ても、当たり障りのないYESともNOとも取れる答えをしてしまえば相談者の方は安心するかもしれません。

 でも、それはカードに対しても、お客様に対しても裏切りです。カードが話しかけてくれていることを伝える。カードに正直でいることが自ら課しているルールです。その「お伝えの仕方」がとても大事になります。

 カードっておもしろいんですよ。恋愛相談で相性が悪いと出てきたとしても、そこにまだ相談者の学びがある場合は「別れたほうがいい」とは言ってきません。むしろ「そこまで好きなら、とことん突き進んでしまえば?」と言ってきたりする。行くところまで行ってはじめてわかることがあるということなのでしょうね。で、それをきちんとお伝えするわけです。

――彌彌告さんにとって占いとは技術ですか、それとも神秘の力ですか?

彌彌告 私はけっしてオカルティックなもの否定する人間ではありません。むしろ、そこに親和性の高い人間だと思っています。ただ、世の中ってスピリチュアルなものとかオカルティックなものだけでできているわけじゃないと思うのです。ごく普通の生活があり、経済があり、政治があり、科学があり、いろんなもので成り立っていますよね。だから、現実に地に足ついたアドバイスをもとに、カードから読み取れる神秘的な力の要素も加えたバランスの取れた鑑定を心がけていきたいと考えています。占いは技術と神秘の力、双方持ち合わせてはじめて成し得るものだと思います!

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★彌彌告(みみこ)
鑑定所名/kotodama処 彌彌告
住所/東京都渋谷区恵比寿西2-15-9
TEL/080-2030-7078(完全予約制)
占術/タロット、占星術、オーラソーマなど
HP/http://mimiko.jp
※講談社『ViVi』公式コンテンツ「びび猫タロット」監修
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