【体質診断】薬膳メニューで身体の中からキレイになる方法

【体質診断】薬膳メニューで身体の中からキレイになる方法

◆「肝」タイプ……「きゅうりの梅酢漬け」など酢味が効く

 あなたはリストの項目以外にも、目が疲れやすい、PMS(月経前症候群)や月経痛がひどい、春に体調を崩しがちといった症状があるのでは? そんなあなたは、肝機能が不安定になりやすい「肝」タイプのよう。ストレスの影響を受けやすく、なかなか情緒が安定しないところがあるでしょう。心身を整えるには、レモン、酢、梅、杏など酸味のある食材が薬に。また、牛肉やうなぎなど甘味食材も健康増進に役立つでしょう。ただ、ニンニクや唐辛子といった辛味食材は控えたほうがよさそうです。

■「心」タイプ……「ゴーヤのおひたし」など苦味が薬に

 あなたはリストの項目以外にも、口内炎ができやすい、顔色が赤い、物忘れしやすい、夏に体調を崩しがちといった症状があるのでは? そんなあなたは、心機能が不安定になりやすい「心」タイプのよう。感情の起伏が激しく、気持ちの乱れが体調面に悪影響を与えやすいところがあるでしょう。心身を整えるには、ゴーヤ、セロリ、コーヒー、チョコレートなど苦味のある食材が薬に。また、ショウガやネギなどの辛味食材もいいでしょう。ただ、醤油、昆布といった塩味食材は控えたほうがよさそうです。

★「脾」タイプ……「さつまいもごはん」など甘味が養生食に

 あなたはリストの項目以外にも、手足がだるい、くよくよ悩みがち、季節の変わり目に体調を崩しやすいといった症状があるのでは? そんなあなたは、胃腸系が不安定になりやすい「脾」タイプのよう。受容性に優れ、物事を何でも受け入れようとするところから、バランスを崩しやすい傾向があるでしょう。心身を整えるには、さつまいも、餅米、牛肉、ごぼうなど甘味のある食材が薬に。また、岩塩や昆布などの塩味食材もおすすめ。ただ、酢やレモンといった酸味食材は控えたほうがよさそうです。

▲「肺」タイプ……「ピリ辛らっきょう」など辛味で元気に

 あなたはリストの項目以外にも、色白、咳や痰がでやすい、秋に胃腸を崩しやすいといった症状があるのでは? そんなあなたは、呼吸器系が不安定になりやすい「肺」タイプのよう。感受性が強く、ワケもなく気分がふさぐなど、精神的にもろいところがあるでしょう。心身を整えるには、気の巡りをよくしてくれる、ネギ、ショウガ、にんにく、わさびなど辛味のある食材が薬に。また、梅、酢などの酸味食材も気の消耗を補ってくれるでしょう。ただ、ゴーヤやセロリといった苦味食材は避けたほうがよさそうです。

●「腎」タイプ……「昆布の佃煮」など塩味が滋養に

 あなたはリストの項目以外にも、寒がり、肌色が黒ずんでいる、歯が弱い、冬に体調を崩しやすいといった症状があるのでは? そんなあなたは、腎機能が不安定になりやすい「腎」タイプのよう。どちらかというと虚弱体質で、自分を守るために、あえて孤独を選択するところがあるでしょう。心身を整えるには、岩塩、醤油、カニ、昆布など塩味のある食材が薬に。また、コーヒーやチョコレートなどの苦味食材もパワーをくれるでしょう。ただ、うなぎや牛肉といった甘味食材は避けたほうがよさそうです。

 ちなみに、体質に合う食材は「味」ではなく、「色」で見分けることもできます。「肝」タイプはキウイ、きゅうりなどの青色、「心」タイプはいちご、赤身肉などの赤色、「脾」タイプはカボチャ、トウモロコシなどの黄色、「肺」タイプはカブ、白身魚などの白色、「腎」タイプはぶどう、なすなどの黒色が、それぞれオススメとなります。参考にしてくださいね。
(夏川リエ)

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