相手に「Yes」と言わせる方法4選 話しかけるときは右側から声をかけて!

相手に「Yes」と言わせる方法4選 話しかけるときは右側から声をかけて!

wakita799

 人にYesと言ってもらうのはなかなか難しいもの。相手に自分の意見を聞き入れてもらおうとすればするほど、逆にこじれてしまいます。そこで今回は、なかなかYesと言ってくれない難しい相手から「Yes!」と言ってもらうためのテクニックをご紹介します。

法則1 右側から忍び寄れば、機嫌よく「Yes」を得られる

 人の心理は、身体の構造と関わっている場合があります。たとえば、人間は無意識のうちに心臓を守る心理が働いており、警戒心を抱いている相手が左側にいると、圧迫感を感じてしまうのです。つまり、それほど親しくない相手の心を開かせたいと思ったら、右側から近づいたほうがいいのです。また、相手の警戒心を薄れさせる効果もあります。そのため、右から攻めればYesを引き出しやすくなるのです。

法則2 ここぞという時に声を大きくすれば「Yes」を引き出しやすくなる

 人生では人と交渉する場面が幾度もありますが、どんな姿勢だとYesを引き出せるでしょう。スタンフォード大学の雇用の実験によると、雇い主が穏やかな態度の場合は、入社希望者の条件が反映されたのですが、逆に高圧的な態度の場合は、ほとんど雇い主の言いなりで進んでいったとされます。これは「この場から逃れたい」という心理が働くからとされます。そこで、ここ一番で大きな態度、大きな声を出して交渉に臨めば、Yesを得られやすくなるのです。

法則3 簡単な作業を与え続ければ「Yesマン」になる傾向が

 相手が引き受けられそうな簡単なお願いを何度か続けると、相手は「Yes」と言い続けることになり、自然と「Yesと言う気持ちの流れ」が作られます。このような心の状態を「Yesのメンタルセット」と呼び、よく勧誘等の場面で使われます。相手を手玉に取るには、いきなり大きなことを頼んで緊張させるよりも、小さいことを何度か頼んで緊張関係を弱くしたほうが、なんの疑問も持たずにYesを引き出せるのです。

法則4 契約成立一歩手前に相手を褒めればYesが得られる

 人間、誰であっても褒められると悪い気はしないもの。褒められて気分がよくなると、脳で「うれしい」という信号が送られるからです。ただし、褒め続ければいいというわけではなく、しかるべき場所やタイミングで褒めることでより「うrしい」という感情が高まるのです。人には自分を価値ある存在だと思いたい「自己重要感」という欲求があります。そのため、契約成立一歩手前などで相手を認めてあげることがYesを引き出す方法なのです。

 相手のYesを引き出すにはさまざまな方法がありますね。どうしても難しいものは仕方がないとして、少しでもYesを引き出す可能性を高めることができればうれしいですよね! 右側から声をかけるなど、ほんの少しの努力で相手の気持ちを変えられるなら、実践で取り入れる価値アリかも。今回のテクニック、ぜひ日常生活の中でも活かしてみてくださいね。
(脇田尚揮)

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