4月15日の満月は、牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座は要注意! ハプニングの連続かも
4月15日は満月ですが、月食であり、かつ太陽系の惑星は十字を形成するグランドクロスという特殊な配置となっています。変革の気運が高まるため、革新を望む人にとってはまたとない好機でありますが、平穏無事をよしとする人にとっては落ち着かない期間となりそうです。具体的に誰にどのような影響があるのでしょうか? 詳しくみていきましょう。
「月食」とは、月が地球の影に入って欠ける現象で、年に2回程度あり、今回日本では部分食となります。古来、月が竜に喰われる不吉な予兆とされてきた月食は、占星学的には月があらわす「家庭」「愛情」「女性らしさ」に関して変革が起きるという意味となります。
一方、「グランドクロス」は、十字形に惑星が配置される現象で、占星学的には「対立と衝突」「困難」をあらわしますが、どの惑星がどの星座に位置しているのかによって意味が違ってきます。
今回のグランドクロスは、「牡羊座」「蟹座」「天秤座」「山羊座」の活動宮でおこるため、大きな変革が一気に起きやすいのです。この影響は4月末まで続き、今回調整しきれなかった不正は今年9月と年末に精算することになるでしょう。
実は2011年夏から、破壊と再生をつかさどる「冥王星」と改革の「天王星」が、たびたび困難の90度を形成していたため、社会不安、金融不安、政治の腐敗などさまざまな問題が表面化してきていました。そこに今回、ものごとの拡大をうながす木星と、興奮の火付け役となる火星がぴたりとクロスを作ることで、一気に問題が露呈し、大きな痛みを伴う変革がおきる可能性があります。
・株などの暴落
・政局の急展開
・重要人物の失脚
・会社の倒産
・事故
今回起きる社会変化はすべての人に影響を及ぼしますが、特に「牡羊座」「蟹座」「天秤座」「山羊座」生まれの人達は、もっと個人的なことで人生が大きく変化する可能性があります。
・牡羊座……暴挙に出ないように
普段から短気な牡羊座ですが、この時期は特にキレやすくなっています。普段からの会社への不満から、上司を殴って辞表を叩きつけるなどの暴挙の可能性が。逆に自分から転職、新規事業への立候補、引越など大きな環境の変化を起こせば、変革の運気の力を味方にして大きな幸運をつかむことができます。
・蟹座……親しい人と大ケンカしやすい時期
感情の上下が激しい蟹座は、この時期親しい人と大ゲンカしやすいでしょう。恋人や家族など、大切な相手であるほど遠慮なしに暴言を吐いてしまい、婚約破棄、家族の縁を切るなどの可能性も。しかし逆に、今こそ遠慮なしの対等な関係をキチンと作りなおすチャンス。不満を伝え真剣に話し合えば、絆はより強くなります。
・天秤座……家計、体質の見直しを
争いを嫌い、普段は見たくないことは見ない天秤座ですが、この時期は不都合なことにも向き合わなければなりません。散財続きで赤字家計になっていないでしょうか? 今まではギリギリクリアできていても、急な出費で大赤字になる可能性が。怠惰による生活習慣病にも要注意。これまでの怠慢を改め、幸運体質になるチャンスです。
・山羊座……突発的なトラブルに注意
何ごとも前例通りに行いたい山羊座ですが、この時期は前例にない突発的な出来事に対応しなくてはなりません。仕事やプライベートで、自身のキャパシティを超えるトラブルが発生しやすいでしょう。1人で解決しようとせず、人に協力してもらって乗り越えることを学び、人間としての器が一回り大きくなります。
上記の星座以外の人は、変革のエネルギーを前向きに取り入れることをオススメします。トラブルやハプニングは、実は運命を好転させる一番のエネルギーです。この日、いつもと違う何か……たとえば、電車が止まる、予想外の残業、家電が壊れたなどが起きたら、たとえそれがうれしくないトラブルでも気持ちを切替えてみてください。
電車が止まった長い待ち時間の間に、ステキな異性と出会えるかもしれません。予想外の残業の頑張りが評価されて、大抜擢されるかもしれません。壊れて新調した家電は、節電タイプで大いに家計改善できるでしょう。そんなふうに「転んでもただでは起きない」、むしろ、転んだから幸せになれる」と考えてみるのです。
4月29日には、南極で日食が見られます。世界情勢も大きく変化していくでしょう。誰もが変化と無縁ではいられないこんなときこそ、占星術が発するメッセージを役立ててほしいのです。占いは未来の恐怖をあおるものではなく、よりよい未来を得るためのツールなのですから。
(高橋桐矢)