【12星座最高の相棒】蠍座×山羊座はプラスアルファの大きな成果を残せる2人
――人の性格や特徴はその時々に向き合う相手によって変わり、相性のいい人にとっては心地よく、合わないタイプの人にとっては付き合いにくく感じます。けれど、お互いの苦手や得意分野が分かれば、違うタイプの人とのお付き合いも楽になります。人間関係に役立つ星座別相性とお付き合いのコツをご紹介していきましょう。
★第8回 蠍座
生か死か? アリかナシか、あらゆる場面で究極の選択を頭に思い浮かべてしまうのが蠍座。中途半端はありえません。人間関係も同様で、一度心を許した相手は、もはや一蓮托生。ただし、とても疑り深く、秘密主義なので、よほどの相手でないと心を開かないでしょう。通常は集団から離れたところで1人、冷静に皆を観察していることが多いはず。
そんな蠍座の最高の相棒はどの星座? 12星座それぞれの相性を見ていきましょう。
正義感から上司にも突っかかっていく牡羊座を、最初、蠍座は単純バカと思っています。牡羊座の正直さと真っ直ぐさは、蠍座にはまぶしすぎるのです。けれど、どんなときも誰に対しても態度が変わらない牡羊座と接しているうちに、「絶対に裏切らない」と強い信頼を抱くようになるのです。一方の牡羊座も、裏まで見通す蠍座を尊敬しています。
とにかく“超”がつくほど頑固な2人。対立したら、どちらも絶対にゆずりません。蠍座にとって最も大事なのは「大切な人との約束」。牡牛座にとって一番大事なのは「モノやお金」。蠍座は大切な人のためなら、モノやお金をすべて捨ててもいいと思っています。けれど、本当はどちらも生きていくのに必要。牡牛座は、蠍座を現実と向き合わせてくれる相手なのです。
双子座は物知りですがその知識は底が浅く、友達は多いのですが浅く広い付き合いなので、何ごとにも「せまく深く」がモットーの蠍座とは、かなり違います。双子座との会話も、付き合いも、深めようとするほど、難点ばかり見えてきてしまいます。浅く薄く軽やかにお付き合いすることで、好奇心旺盛に人生を楽しむ双子座の本当のよさがわかります。
2人だけの濃く深い世界を極めることができる関係です。蠍座が尽くすほどに、蟹座はそれ以上の気持ちを返してくれて、さらに絆が深まるという愛のスパイラル。仕事の場で知り合ってもいずれはプライベートでも親しい関係となるでしょう。2人の絆を邪魔するものは何もありません。蟹座の前では、蠍座の心のガードもゆるゆるになるのです。
目立ちたがりな獅子座と、非社交的な蠍座。相反する性質から対立しやすい2人です。雰囲気を盛り上げるために、獅子座が話を盛ったり、その場限りの調子のいいことを言ったりする点が、特に蠍座にとっては許せないのです。ムードメーカーとしての獅子座のサービス精神を認めてあげることで、蠍座は一回り大きく、懐の広い人間になれるはず。
乙女座の気配りに、蠍座の閉ざした心がだんだんとほぐれてきます。人が見ていないところでの乙女座の頑張りも、蠍座はちゃんと見ています。人に評価されるためでなく、自発的な奉仕精神から行動する乙女座を、好ましく思うようになるでしょう。そして知的な乙女座も、蠍座の深い洞察力と推理力を尊敬するようになり、お互いを大事に思うようになるのです。
孤独を好む蠍座ですが、社交的な天秤座のことをうらやましい気持ちもあるのです。けれど天秤座に合わせようとすると、自分の想いを抑えて無理することになりがち。蠍座はせまく深く掘り下げるのが得意なのですから、片よりなく、広くまんべんなくの天秤座とは、得意分野が違うのだと割り切ることが大事。仕事のペアなどでは、それぞれ得意分野を分担して。
孤高の蠍座同士は、どちらも受け身で、そもそも交わることがあまりないのですが、いったん仲よくなれば一生の親友となるでしょう。相手が何をすれば喜ぶか、何をすれば嫌がるかよくわかっているので、愛も憎しみも同じく深く強くなります。一言では言い尽くせない深い絆があるのです。たとえ引っ越しや転職などで離れても、気持ちは決して離れません。
近寄りがたい雰囲気がある蠍座にも、射手座は気軽に声をかけてくるでしょう。けれど蠍座が追いかけると、射手座はするりと逃げていきます。親しくなるほど、射手座のいいかげんさが目につくようになります。そもそも射手座は誰のモノにもなりません。たとえすぐそばにいても、射手座の心は自由に羽ばたいているのです。自由を認める心の広さを持つことが大事。
用心深い蠍座と、真面目な山羊座は、仕事などでペアを組んだときにプラスアルファの大きな成果を残せる組み合わせ。どちらもおしゃべりしている間があったら手を動かす、やるべきことはきっちりやる、強い責任感の持ち主。身体が丈夫で逆境に強いところも似ています。問題があるとすれば、2人とも弱音を吐くのが苦手という点。お互い我慢しすぎには注意です。
秘密主義の蠍座と、オープンアクセスをモットーとする水瓶座。蠍座は少人数で、できれば自分1人で深く極めたいのに対して、水瓶座は幅広い人間関係を生かして、ネットワークで解決しようとします。頑固なところだけは似ていて、どちらも自分のやり方に固持します。どちらも相手は自分の思う通りにはなりません。諦めることで、よりよい関係を築くことができるでしょう。
感情細やかな魚座の優しさが、蠍座の心にじんわり染みます。蠍座が隠している心の傷や誰にも言えない葛藤を、魚座は温かく包み込んでくれるのです。ただし、魚座の優しさは弱さの裏返し。仕事など責任を伴う場で、魚座を信頼して任せるのは危険です。魚座の弱さをサポートしてあげることで、蠍座自身も、より強くより大きくなれるのです。
12星座の8番目の蠍座は孤独を好み、仕事でもプライベートでも1人のほうが楽と思うことも多いでしょう。けれど、本当に深く強い絆で結ばれた相棒がいてはじめて、蠍座は秘めたる大いなる力を発揮できるのです。
(高橋桐矢)
【12星座最高の相棒】バックナンバー
・第7回/【天秤座】天秤座×双子座は自然体で最高に楽しい仲間
・第6回/【乙女座】乙女座×水瓶座はゆるい関係がちょうどいい2人
・第5回/【獅子座】獅子座×蟹座は夫婦漫才のような好相性な2人!
・第4回/【蟹座】蟹座×乙女座はお互いの欠点を補い助け合える関係
・第3回/【双子座】双子座×蟹座は会えばおしゃべりで盛り上がる関係
・第2回/【牡牛座】牡牛座×魚座は四六時中一緒にいたくなる関係性!
・第1回/【牡羊座】牡羊座×蠍座は強い絆でつながり絶対に裏切らない!