【アロマ占星術】11月22日、太陽が射手座へ 高まる自己肯定感をアロマでサポートしよう!
――植物の成分や芳香によって心身を癒やすアロマテラピー。実はハーブやアロマは古代より占星術と密接に結びついてきました。私たちも古代の叡智であるアロマを使って、心地よいセルフケアをしてみませんか?
私たちが現在暮らしている1カ月や1年という区切りは、太陽のリズムと一致しています。太陽は月に一度だけ星座を移動。太陽が滞在している星座は、その期間、世の中の雰囲気や人々の心身に影響を与えます。
11月22日、蠍座にいる太陽が「射手座」に移動します。その後12月21日までは、射手座の影響を大きく受けることになります。星座や惑星との関連植物から、この時期に起こりがちなメンタルの状態をよりよくサポートしてくれるアロマを紹介しましょう!
【期間】11月22日~12月21日
【ポジティブなメンタル症状】自己肯定感が高まる。理想を追う強さを得られる。
【ネガティブなメンタル症状】気持ちが開放的になりすぎる。いろいろ広げすぎて結果が出せない。
射手座はいつでも未来を見つめる前向きな星座。自己肯定感が高く、開放的なマインドを持つのが特長です。射手座に太陽がある時期は、射手座の象徴であるケンタウロスのように、夢や理想に向けて一直線に矢を放つ強さや楽観性が授けられます。
ただし、自己肯定感が高まりすぎると、自分勝手な行動に走ってしまったり、夢や理想も広がりすぎて、あちこちに手を出してやりっぱなしにしてしまう、という危険性も。
射手座太陽期は、そうした自分の欲求を、いかに精神性でコントロールできるかがカギになってきます。勢いがありながらも精神的に深いテーマを持つ射手座パワーを上手に使えるよう、アロマでサポートしていきましょう!
射手座の守護星である「木星」には、拡大・発展パワーとともに、精神性の学びや宗教心などのテーマが含まれています。大らかで自己肯定的でありながらも、深い探究心や哲学的思考にあふれたエネルギーがあるのです。そこで、火と風のエレメントには、行動の方向性が定まるような精神集中できるアロマを、そして地と水のエレメントには、射手座の楽観的なエネルギーになじめるようなハッピーなアロマを紹介します!
・牡羊座、獅子座、射手座(火のエレメント)……ミルラ
ミルラは、和名では「没薬(もつやく)」と呼ばれる樹木系の香りを持つアロマオイル。聖書に出てくるオイルとしても知られ、古代より宗教儀式や瞑想に使われてきた高貴なアロマです。もともと情熱的で行動的なパワーを持つ火のエレメントの人たちを、射手座の精神性や宗教性になじめるようサポートしてくれます。落ち着いた心で目的に集中できる強さが得られるはず。
・牡牛座、乙女座、山羊座(地のエレメント)……オレンジ
結果が大事な地のエレメントの人たちにとっては、射手座の開放的で広げすぎるエネルギーは「いい加減」に見えてしまいがち。でも、頑張りすぎて自分を追いつめる地の人にこそ、自己肯定感を育ててくれる射手座のエネルギーはとっても大切です。ハッピーで開放的な気分になれる「オレンジ」のアロマを使ってみましょう。射手座のパワーになじみやすくなって、肯定的に未来を見つめる精神性をサポートしてくれます。
・双子座、天秤座、水瓶座(風のエレメント)……サンダルウッド
サンダルウッドは、日本では白檀(びゃくだん)として知られる、瞑想に向いた深くオリエンタルな香り。高揚感とリラックス感のバランスを取り、風のエレメントの人たちが持つスピーディーな思考を、落ち着いた深みのあるものへと変化させてくれます。射手座太陽期は浮ついた行動にも走りやすい時期ですが、サンダルウッドのバランス作用が焦点の定まった行動へと導いてくれます。
・蟹座、蠍座、魚座(水のエレメント)……ナツメグ
水のエレメントはもともと夢を見るパワーが強く、実は射手座エネルギーともなじみやすい人たち。その証拠に魚座の古代からの守護星は射手座と同じ木星です。水のエレメントが持つ情緒的な部分や、落ち込みがちな感情をサポートすることで、射手座の行動力や楽観性を手にすることができます。水の性質をあたためて開放的にする木星のオイル「ナツメグ」を使ってみましょう。いつもより軽やかな心を感じることができるはずです。
射手座太陽期に街をにぎやかにするクリスマスは、本来は宗教的な意味合いが濃いものです。パイプオルガンの音や教会のステンドグラスなど敬虔な精神性を思い起こさせてくれる芸術は、この時期のパワーを高めてくれます。オススメアロマを使いながら、そうした射手座の象徴にもぜひ触れてみて。年末に向けて、自分の精神性や方向性を定めていきましょう!
(永沢蜜羽)