「キレイごとだけでは人の役には立たない」西新宿の母が語る占い師としての信条

「キレイごとだけでは人の役には立たない」西新宿の母が語る占い師としての信条

shnzyomasako

 圧倒的な行列とそのカリスマ性で一世を風靡し、すでに伝説的な占い師の1人と言っていいかもしれない、西新宿の母・真如雅子さん。鑑定の場こそ路上からビルの一室に変ったが、今も衰えぬ人気の秘密は何なのでしょうか? ご本人に自己分析していただくと、何とも意外な言葉が返ってきました――。

真如雅子さん(以下、真如) もともと私、占いなんて嫌いだったんですよ。霊感だとかヘチマは今も大嫌い。そんなものはウソだと思ってます。キレイごとしか言わない占い師も嫌いです。私、もう25年以上、占いやってますけど、だからと言って人間的に素晴らしいわけでもなんでもない。昔も今もお金は好きだし、欲を出し過ぎて、株で大失敗したこともある。でも、それ以上に稼いでもきました。そんな、とっても世俗的な人間なんです。カリスマなんかじゃまったくない。

 だから、なんで人気があるのかと聞かれても、よくわからない。まあ、神だの霊だの言わないところが信用につながっているのかもしれませんね。

――占い師になるまでは何をされていたんですか?

真如 主婦をしながら、いろんな商売をしてました。海外に行って洋服やアクセサリーを買い付けてきて売ったりとか。これはすごく儲かりましたね。カネ運はあるほうだと思います。それこそ天からお金が降ってくると思うくらい儲かった時期もありますし。でも、主婦としては失格でしたね。料理も掃除も洗濯も大嫌い。家事が嫌いで、家に閉じこもっているのも苦手な性格だから、占いをはじめたようなものです。占い師になればお外に出られると思って(笑)。

――それで路上に出られたわけですか? 一介の主婦にはハードルが高すぎる気もしますが。

真如 普通は無理よね。いろんな規制もあるし、怖い男の人も歩いているし、よほど肝が据わってないと難しいと世界だと思いますよ。

――それも、夜の新宿ですからね。

真如 そこは、雨にも負けず、風にも負けずの精神で頑張りました。あと、暑い日も寒い日も、私の占いを求めて、何十人、何百人ってお客さんが来てくれるわけでしょう。そこに対する使命感みたいな気持ちは、当然ありましたよね。気づいたら20数年もの年月が過ぎていた、そんな感じですね。

――今も占いは嫌いですか?

真如 自分でやっておきながら、こんなこと言ってはいけませんけど、あんまり好きじゃないのかもしれませんね。そもそも自分ではやるけど、人に占ってもらおうと思ったこともないし(笑)。それでも続けているのは、少しでも人のお役に立ちたいという気持ちからでしょうね。人間、自分が一番大事。でも、それだけじゃやっぱりさみしいものなんですよ。

――占いは学問なのか、神秘的な力の1つなのか。

真如 繰り返しになりますが、私は神様とか霊とか、まったく信じていません。占いについては、学問とは言わないまでも、一種の技術だと思っています。ただ、これまで毎日、毎日、人様を占ってきて、どうしても腑に落ちないと言いましょうか、わからないことがあるんです。四柱推命にしろ、筮竹にしろ、タロットにしろ何にしろ、人の運気を見ることはたしかにできます。たとえば、“来月は金運がいい”といったことはわかるんです。でも、なぜそういう答えが出るのか、それがわからないんです。いくらやってもわからない。

 占いにはこのように、現実と非現実が重なり合う部分があることもまたたしかなことで、そこが人々を惹きつける理由でもあり、また、いかがわしい霊感商法などがいまだに跋扈している理由でもあると思うんです。

――最後に占い師としての信条を教えてください。

真如 自分が納得できないものはやらないということかしら。たとえば、以前は姓名判断もやっていたんですが、あるとき、はたと思い立って、やめてしまった。姓名判断は基本的に漢字の名前を前提に作られた占いです。日本人や中国人はいいですけど、それ以外の国の方を占えると思います? 否定するつもりはありませんが、私のとっては普遍的な手法には成りえないと思ったのでやめてしまいました。それだけです。

★西新宿の母 真如雅子
住所/東京・代々木(詳細はお電話でお問い合わせください)
TEL・FAX/03-3375-3006
在籍占い師/真如雅子
占術/易、気学、四柱推命、手相、タロット他
ブログ/http://ameblo.jp/nishishinnjyukunohaha/
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