世の中にはデキる男とデキない男の2種類がいて、残念なことに、なぜか女性は後者に尽くし世話を焼きたがるという図式があります。「母性本能」の原理に基づいているわけですが、泣きを見るのはいつも女。可能ならば、デキる男に愛されて幸せになりたいものですよね。そこで今回は、デキる男を見抜くポイントを4つご紹介いたします。
特徴1 「忙しい」が口癖の女性に「無理しなくていいよ」と言う
日本企業の多くは、いまだ男性視点で作られた組織構造のものがほとんどです。そんな社会の中で生きる女性は、ストレスを抱えながら仕事や恋愛をしているもの。「忙しい」「大変」が口癖になっている人もいるでしょう。そんなとき、「頑張って」ではなく、「無理しないで」という声掛けができる男性は要チェック。女性の大変さを理解し、安心感を作るのが上手いデキる男なのです。
特徴2 男性には「励まし」を、女性には「お願い」の言葉をかけている
心理学では、「言葉」に対する男女の反応の違いは明らかであるという研究結果があります。特に「励まし」において顕著にあらわれるようで、男性は励ましを求めている一方で、女性はそうでもありません。女性が求めているのは、励ましではなく「お願い」です。そのため、女性にお願いができる男性こそがデキる男なのです。相手が男性か女性かで対応を柔軟に変えられる男性がいたら「掘り出し物」です。
特徴3 別れ際に必ずポジティブな言葉を発している
たとえ同じ言葉でも、話す人やシチュエーションによって聴く人に及ぼす影響は大きく変わります。そのポイントは「言葉を発するタイミング」。心理学には親近効果というものがあり、最後に述べられた言葉が最も印象に残ります。そのため、たとえ会ってコミュニケーションがうまくいかなかったとしても、最後に一言「楽しかった」などとポジティブな言葉を発することのできる男性はデキる男。相手にいい印象を残せるプロなのです。
特徴4 なぜかお互いの距離が近くて、それが嫌にならない
距離感は対人関係においてとても重要な要素です。ある実験によると、異性との距離が近いほど好感度が高くなるという結果があります。話す距離や接する距離は近いほうが、打ち解けられたり親密になれるのです。その距離は、付き合っているわけでなければだいたい50センチが理想。それ以上近づきすぎると、今度はパーソナルスペースを侵害し、不愉快になるからです。デキる男はこの絶妙な距離感がうまく、女性に不快感を与えず親しくなれるのです。
デキる男は、女性と男性に対する対応を上手に使い分けており、最後に必ずフォローを入れてくれるというのが特徴です。そして、生理的に嫌でないという空気感を持っています。しかし、それゆえに「男臭さ」があまり感じられず、いきがるオラオラ系や口の達者なデキない男に女性は夢を見てしまうのです。この特徴を参考に、意外と気づかれていないあなたの周りのデキる男を探してみてはいかがでしょう。
(脇田尚揮)